講談社+α新書<br> 藤井聡太はどこまで強くなるのか―名人への道

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講談社+α新書
藤井聡太はどこまで強くなるのか―名人への道

  • 谷川 浩司【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065310403
  • NDC分類 796
  • Cコード C0276

出版社内容情報

「負ければニュースになる」ほど強い藤井聡太五冠。果たして史上最年少名人記録は更新されるのか? 現記録保持者にして第十七代永世名人となった著者が、さらなる進化を続ける藤井将棋と過酷さを増す将棋界のいまに迫るとともに、棋士・将棋界にとっての「名人」とはなにかを自らの経験も含め明かす。


構成

第一章 最高峰を極める
    既成概念を覆す強さ、偉大な記録が才能を育てる、名古屋将棋対局場という追い風 etc.

第二章 王道の将棋
番勝負での圧倒的強さ、読みの速さと深さで「二度負ける」、棋士のピークは二十五歳か etc. 

第三章 過酷な戦い
    長く活躍できるのが名人の条件、ネット中継が将棋を変える、クラスによって変わる戦い方 etc.    

第四章 「打倒藤井」戦略
王道に勝つための戦い方、藤井さんが強いから勝てた、若手ホープの追い上げ etc.

第五章 史上最年少名人への道
 弱かったら負けたらいいんや、中原先生との挑戦者決定戦、弱い名人から並の名人に etc.

第六章 巨星の軌跡
   木村義雄名人宅への訪問、大山康晴という巨大山脈、羽生世代という大きな塊 etc.
 
第七章 最前線の攻防
   将棋が面白くなっている、すべての駒が守り駒と攻め駒になる、終わりのないAI研究合戦 etc.

内容説明

最年少名人記録は破られるのか?それとも、彼に勝つ棋士が現れるのか?将棋の歴史とは400年を超える名人戦の歴史。その位にいよいよ挑む若き天才と立ちはだかるライバル達。棋界における名人位の意味、過酷さを増す戦い。そのすべてを知るレジェンドが解説。

目次

第1章 最高峰を極める
第2章 王道の将棋
第3章 過酷な戦い
第4章 「打倒藤井」戦略
第5章 史上最年少名人への道
第6章 巨星の軌跡
第7章 最前線の攻防

著者等紹介

谷川浩司[タニガワコウジ]
1962年、神戸市出身。73年若松政和八段に入門。76年四段。83年6月15日、加藤一二三名人を4勝2敗で破り、史上最年少の21歳2ヵ月で名人位を獲得。97年6月11日、羽生善治名人を4勝2敗で破り、通算5期で永世名人(十七世名人)の資格を得る。タイトル獲得数は27。棋戦優勝は22。2012年12月より17年1月まで、日本将棋連盟会長。14年紫綬褒章受章。22年現役棋士として十七世名人襲位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

57
ついに名人位を獲得。ということもあるが、一貫して変わらない姿勢「強くなりたい」「極めたい」が、根底にあるのが、他の棋士との違いかもしれない。強いてあげると、やはり羽生さんになるのだろう。改めて人間の持つ素晴らしさを感じざるを得ない。それと合わせて、谷川さんの姿勢も素晴らしい。少し違うかもしれないが、最近読んで「ネガテイブ・ケイパビリテイ」に通じるものがあるように思う。受け容れ、考え続ける力。2023/06/05

Sam

57
8大タイトルを8人で分け合っていた戦国時代から5年足らず、いまや絶対王者として将棋界に君臨する藤井聡太。本書は十七世名人の著者がその圧倒的な強さを語りつつ、名人戦の歴史や自らが最年少名人となったときのエピソード、現代将棋の特質や面白さを描いた一冊。いよいよ名人挑戦が見えてきて緊急出版的なところもあったのか、重複する箇所が多かったり古いファンには旧知の事実が多かったりしたのも事実だが、藤井くんに対する驚きや尊敬、自らは一時代を築き得なかったことへの悔恨の念などが率直に語られていて興味深く読むことができた。2023/01/21

drago @4月は名人戦。

29
昨年の12月に書き上げた新書だが、藤井聡太六冠が現時点の最強棋士であることを、谷川十七世名人も完全に認めている。 ◆現代将棋は、AI抜きでは語れないことがよく理解できた。ただし、藤井六冠を倒すためには、AIが示す最善手を敢えて外し、二番手や三番手で揺さぶっていく必要もありそうだ。 ◆谷川十七世の解説を読む限り、羽生善治十九世よりも大山康晴十五世の方が棋士としては強いだろうとの評価。 藤井六冠がそれよりも強いのか否かは、これからの勝ち方にかかってくるような気がする。 ☆☆☆2023/03/27

読書は人生を明るく照らす灯り

22
天才を表現するのは無理なのが分かった。結局、藤井聡太さんの言葉を聞くのが早い。その言葉も凡人には理解できなさそう2024/04/25

原玉幸子

18
折しも「最年少六冠なるか」の話題の中での選書でしたが、谷川は以前も藤井聡太論を出版していて、本書は明らかに「二匹目のどじょう」。AIの登場で、近年序盤・中盤・終盤の戦い方が変化し、時間配分を意識的に変える戦術もある等はそれなりに面白かったのですが、天才のここっ!との一手への言及がないので、藤井聡太の奇跡の一手の盤面を示した解説があることでは、前に「将棋はスポーツなのか?」と、やや批判的に評した雑誌『Number』の方に軍配が上がります。これを機に、もう一度将棋の駒を手にするかですが……(●2023年・春)2023/04/09

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