出版社内容情報
「見学ブーム」の火付け役、小島健一の初写真集が登場! ブログに発表してきた「日常の奇世界」の膨大な記録を精選収録。 廃墟や工場、地下世界の奇観に萌える全ての人が待ちこがれる決定版!
内容説明
“見学に行ってきた。”“サイコトルチョック”“奇景アルバム”などのサイト・ブログに発表した不思議世界の膨大な記録から、日本の奇観を精選して一挙収録。
著者等紹介
小島健一[コジマケンイチ]
1976年、埼玉県生まれ。2004年4月より社会科見学を開始。同年6月に見学団体「社会科見学に行こう」を立ち上げる。同年10月、ブログ「見学に行ってきた。」をスタート。同ブログで2005年、「日本ブログ大賞2005 写真レポート部門」大賞を受賞するなど、ブログ運営による受賞多数。現在、見学のコーディネーター&コンサルタント、土木系雑誌のライター&カメラマンなどとして活動の分野を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
更紗蝦
8
工場や廃墟などの人工的な構築物を写した写真が多いですが、屋久島や高度3万フィートの雲の上などを写したものもあります。2008年出版の本なので、2pに載っているJ-PARCは放射能漏れ事故を起こす前ですし、94pに載っている軍艦島は世界遺産になる前に撮影されています。純然たるビジュアル本なので、写真からも解説文からも撮影者の思想や主張は感じられず、64pの瑞浪超深地層研究所が高レベル放射性廃棄物の地層処分の研究所であることに触れていないのは説明不足すぎると思いますが、アートとしてはどの写真も素晴らしいです。2015/11/12
遠い日
6
工場も地下世界も、廃墟も、ここに切り取られた世界は、世界として凛と存在する。見たことのない世界を見る興奮と驚きをじゅうぶんわたしに与えてくれる。2019/01/29
k_jizo
2
★★小島さんつながりの3冊目はまさかの写真集 きれいだな~2019/01/20
exit24
2
とても興味深い本(写真集?)でした。でももっとテーマを絞って、1つのテーマに対してもう少し写真が多くてもよかった気がします。2010/01/22
zilch
2
工場萌え+廃墟マニアにはたまりませんな。(笑)無機物ラブ。テーマを決めるんじゃなくて好きなものだけ撮ってきて集めました!と言う感じが潔くて好きです。(笑)2009/11/21