出版社内容情報
◆1935年(昭和10年)、中央公論社50周年として刊行された作品集『文壇出世作全集』から、15作品をセレクト。
◆『文壇出世作全集』は、島崎藤村、徳田秋声、正宗白鳥、菊池寛が発起人となり、文壇からの祝賀の目的で編纂された。現役の75人の作家が自身の「出世作」と標榜する作品を自選。各作品末尾に、作家本人による作品解説や執筆当時のエピソードを掲載している。◆大正から昭和初期の文士・文豪揃い踏みといったラインナップ。本アンソロジーでは、発起人として名を連ねた作家の作品、時代相を映し出すモダニズムの色濃い作品、女性作家たちの作品を軸に編集。昭和戦前期の現役作家による名短篇が揃った。
◆収録作品(各作品末尾に「自作解説」を付す)
島崎藤村「家畜」
正宗白鳥「塵埃」
武者小路実篤「三和尚」(戯曲)
徳田秋声「足袋の底」
菊池 寛「身投げ救助業」
横光利一「赤い着物」
井伏鱒二「鯉」
中野重治「砂糖の話」
室生犀星「あにいもうと」
野上彌生子「茶料理」
中條百合子「一本の花」
平林たい子「施療室にて」
宇野千代「稲妻」
窪川稲子「キャラメル工場から」
林芙美子「朝夕」
【目次】
内容説明
一九三五年、中央公論社五十周年を記念し、当時の現役作家七十五人が自選作品を寄せた『文壇出世作全集』から、十五作品を精選。企画の発起人でもある島崎藤村、徳田秋声らの作品から、六人の女性作家の作品まで、明治末から昭和初期の名短篇を揃える。各作品末尾には、作家本人による作品解説や執筆当時のエピソードも収録。
著者等紹介
斎藤美奈子[サイトウミナコ]
1956年新潟県生まれ。児童書等の編集者を経て、94年に文芸評論『妊娠小説』でデビュー。以後、各紙誌で文芸評論や書評を執筆。2002年『文章読本さん江』で、第一回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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