中公文庫<br> キム・フィルビー―かくも親密な裏切り

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中公文庫
キム・フィルビー―かくも親密な裏切り

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  • サイズ 文庫判/ページ数 608p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122074897
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1122

出版社内容情報

今もって英国情報部はフィルビーのトラウマから脱していないと言われている。

この伝説的スパイについては多くの書物が書かれ、数々の小説のモチーフともなってきたが、本書はまったく新たな視点――フィルビーと無二の親友だったMI6同僚のニコラス・エリオットとの関係に光を当てること――で、厚みのあるフィルビー像を描き出している。

読めば読むほど、スパイ活動の知られざる実態とともに、人間心理の不可解さに驚愕すること必至。



巻末にジョン・ル・カレによる「あとがき」収録。

内容説明

その男を語るキーワードは「魅力」。上流階級出身でケンブリッジ大学で学んだ愉快な男。幸せな結婚生活を送り一流クラブの会員でもある男。戦時特派員ののち今は諜報の世界を泳ぐMI6長官候補―誰もが愛した英国紳士は、全員を裏切るソ連の二重スパイだった。衝撃の亡命までの三十年を、同僚との血まみれの友情を軸に描いた傑作ノンフィクション。

目次

見習いスパイ
セクションV
オットーと坊や
ブー、ブー、ベイビー、俺はスパイだ
三人の青年スパイ
ドイツからの亡命者
ソヴィエトからの亡命者
期待の星
荒れる海
ホメロスの冒険物語

追いはぎ貴族
第三の男
ベイルートの男
居ついた狐
前途きわめて有望な将校
君だろうと思っていたよ
ティータイム
蒸発
三人の老いたスパイ

著者等紹介

マッキンタイアー,ベン[マッキンタイアー,ベン] [Macintyre,Ben]
イギリスの新聞タイムズでコラムニスト・副主筆を務め、同紙のニューヨーク、パリ、ワシントン特派員の経験も持つ。諜報戦を扱った著作に定評がある

小林朋則[コバヤシトモノリ]
翻訳家。筑波大学人文学類卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ばんだねいっぺい

27
読ませる。「背信中毒」というが、アルコール摂取量を見る限りは、並外れたド根性の賜物だったのではないか。手紙一枚でたくさんの人が死ぬ世界。とても恐ろしい。ル・カレの小説を読んでいたので二重に楽しめたところがある。スパイには、なりたくないものだ。2024/03/10

TK39

6
イギリスの情報機関MI6の働くソ連のスパイであるキム•フィルビー。若い頃に落合信彦の本でフィルビーの事を読んだ記憶があり、購入。自分以外のあらゆる人間を騙してきたが、本を読む限り、全く自責の念も持たない。イギリスの上流階級であるフィルビーはなぜ共産主義をそこまで信じ、祖国を裏切ったのか?イデオロギーとは恐ろしい。それとも二面性を持っていることに疑問を持たない変人か?2024/05/07

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