出版社内容情報
六〇年代に登場し、熱い支持と批判を浴びつつ独自の文学世界を創造した倉橋由美子。その多彩な短篇群から、作家・桜庭一樹が厳選し紹介する。「パルタイ」「夏の終り」他初期作品から、「移転」等文庫未収録の後期幻想作品、人気を博した「怪奇童話」シリーズまでを網羅した新たなベストセレクション。〈対談〉桜庭一樹・王谷晶〈解説〉小平麻衣子
内容説明
一九六〇年代に登場し、熱い支持と批判を浴びつつ孤高の文学世界を創造した倉橋由美子。その多彩な短篇群から、桜庭一樹が厳選し紹介する。「パルタイ」他初期作品、「移転」他文庫初収録の後期幻想作品、人気を博した「残酷童話」シリーズ、エッセイまでを網羅した新たなベストセレクション。
著者等紹介
倉橋由美子[クラハシユミコ]
1935年高知県生まれ。日本女子衛生短大を卒業後、明治大学文学部文学科仏文学専攻に入学。1960年、「パルタイ」で明治大学学長賞を受賞し「明治大学新聞」に掲載されたことで注目を集める。61年に女流文学者賞、63年に田村俊子賞、87年に泉鏡花文学賞を受賞。翻訳も多く手がけた。2005年没。06年、明治大学特別功労賞受賞
桜庭一樹[サクラバカズキ]
1971年島根県生まれ。99年「夜空に、満天の星」が第一回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作に選出されデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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