中公文庫<br> 子供の領分

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中公文庫
子供の領分

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122071322
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

大人と子供の領域を往還する少年。そのどこか醒めた目は何を見つめるのか。教科書で読み継がれた「童謡」、父とその連れの美女に伴われ伊豆大島へ赴く「夏の休暇」、二人の少年の間の危うい均衡を描く表題作など、思春期の波立つ心と体を澄んだ筆致でとらえた十篇。新たに随筆「子供の時間」他一篇を付す。〈巻末エッセイ〉安岡章太郎・吉行和子



【目次】

夏の休暇/暗い半分/梅雨の頃/斜面の少年/悪い夏/崖下の家/童謡/子供の領分/窓の中/春の声

〈随筆〉子供の時間/私と教科書

内容説明

大人と子供の領域を往還する少年。そのどこか醒めた目には何が映るのか。教科書で読み継がれた「童謡」、父とその連れの美女に伴われ伊豆大島へ赴く「夏の休暇」、二人の少年の間の危うい均衡を描く表題作など、思春期の波立つ心と体を澄んだ筆致でとらえた十篇。新たに随筆「子供の時間」他一篇を付す。

著者等紹介

吉行淳之介[ヨシユキジュンノスケ]
大正13年(1924)、岡山市に生まれ、二歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和19年(1944)9月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。20年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。29年に「驟雨」で第三十一回芥川賞を受賞。45年には『暗室』で第六回谷崎潤一郎賞を受賞する。平成6年(1994)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

61
私にとっては特別な作家だが、復刊されることも少なくなってしまった吉行淳之介。喜んで手に取る。少年期の父親との複雑な関係、女性との距離感、感じる痛みや諦念など、子どもの視点ではないような気もするが、こういうころは男の子なら一度は経験するものなのだろうか。題材から誤解が多いように思うが、ナイーブな作家だったという思いを改めて強く持った。2021/11/19

naotan

10
今の時代だったら信じられないだろうけど、家の塀を上る冒険ごっこのような遊びは私もやった。子供には子供の世界があることを思い出させてくれる。2023/01/29

T. Tokunaga

1
ええと、嫌いというわけでは決してない。しかし、なんだか退屈してきてしまうのは事実である。一度、短編の当たりパターンを思いついたからといって、そのトーンにはまり込んでいってはいけないのだ。2023/06/19

maghrib

1
著者の子供の頃の記憶をモチーフにした短編集。表題の子供の領分がよかった。斜面の少年、ストーリーとの関係の軽重様々な逸話が描かれるが、確かに小さな頃の記憶はそういうところがある。2022/08/10

スターリーナイト

1
2022-282022/04/10

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