出版社内容情報
貧しいスコットランド移民の子から全米の鉄鋼王となり、後半生はその莫大な資産で公共事業や世界平和の実現に尽くしたカーネギー。その圧倒的な楽観主義に裏付けられた成功哲学と社会福祉への思いが綴られた感動の自伝。カーネギーを敬慕した渋沢栄一による本邦初訳版の序文などを新たに収録。〈解説〉亀井俊介/鹿島茂
内容説明
貧しいスコットランド移民の子から全米の鉄鋼王となり、後半生は公共事業や世界平和の実現に尽くしたカーネギー。その圧倒的な楽観主義に裏付けられた成功哲学と社会福祉への思いが綴られた感動の自伝。カーネギーを敬した渋沢栄一が本邦初訳版に寄せた序文ほかを新たに収録。
目次
両親と幼少時代
故郷の生活とアメリカ
勇敢な母と私の就職
最初の図書館
電信局にて
鉄道に職を奉じて
ペンシルヴァニア鉄道会社の主任となる
南北戦争時代
橋をつくる
製鉄所〔ほか〕
著者等紹介
カーネギー,アンドリュー[カーネギー,アンドリュー] [Carnegie,Andrew]
1835年、スコットランドの織物職人の子として生まれる。1848年、一家で渡米。木綿工場の糸巻き手、電信技手、ペンシルヴァニア鉄道監督などを経て、製鉄業に進出し成功。アメリカン・ドリームの体現者として「鉄鋼王」と称される。1900年に『富の福音』を刊行し翌年に引退。教育施設や平和機関の設立など福祉事業に資産を投じ、慈善事業家として第二の人生を送った。1919年没
坂西志保[サカニシシホ]
1896年、東京に生まれる。ミシガン大学美学科卒業。文化評論家。参議院外務専門員、米議会図書館日本部長など歴任。1976年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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