内容説明
「このような時代においては、笑いは、狂気に対しての安全弁となるのです」。四〇〇巻のNGフィルムを全て閲覧した著者が、初期の短編、『街の灯』『独裁者』等の名作から幻となった遺作「フリーク」まで、喜劇王が作品に込めたメッセージを読み解き、新たな実像を提示する画期的評伝。文庫書き下ろし。
目次
チャップリンの誕生
“放浪紳士チャーリー”の誕生
“放浪紳士チャーリー”の完成
チャップリンの黄金時代
世界旅行と日本
チャップリンの闘い
追放された「世界市民」
チャップリンのラストシーン
著者等紹介
大野裕之[オオノヒロユキ]
1974年、大阪府生まれ。大阪府立茨木高校卒業。京都大学卒業。京都大学大学院博士課程所定単位取得。専攻は映画・演劇学。日本チャップリン協会会長。映画『太秦ライムライト』の脚本・プロデュースなど多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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