中公文庫<br> 安政の大獄―井伊直弼と長野主膳

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中公文庫
安政の大獄―井伊直弼と長野主膳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 233p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122060586
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C1121

内容説明

ペリー来航以来、揺らぎ始めた幕府の権威を維持強化するため、大老井伊直弼が断行した安政の大獄は、吉田松陰・橋本左内ら英才俊傑のみならず、幕府内の人材も一掃することとなった。侘しい埋木舎時代の井伊直弼と国学者長野主膳との異常に親密な師弟関係から説きおこし、大獄へと突き進む二人を描く。

目次

安政の大獄とは何か
前半生不明の長野主膳
主膳出生にかかわる諸説
井伊直弼と主膳の初対面
彦根の新藩主、直弼を直撃する難題
欧米諸国のアジア侵略
井伊大老の出現
主膳は京都へ
主膳は「生きた書状」
主膳は「京の大老」
江戸で対策を練る直弼と主膳
井伊大老の対京都武力弾圧の決意
安政の大獄の狙い
安政の大獄と主膳の役割
大獄の終結
明治維新への進行と、直弼と主膳の死

著者等紹介

松岡英夫[マツオカヒデオ]
1912年、新潟市に生まれる。38年、東京帝国大学文学部社会学科卒。毎日新聞政治部長、論説委員、編集局顧問を歴任。政治評論家、歴史家。2001年死去。主な著書に、『大久保一翁』(毎日出版文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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