内容説明
どのようにして、日本一自由な学校、きのくに子どもの村学園はでき、子どもや保護者に支持され、日本中で展開するに到ったのか。創設期の多くの困難、独自の体験学習(プロジェクト)、食事、会計、教育への考え方などを、興味深いエピソード、豊富な写真を交えて紹介。
目次
山の家の誕生―学校づくりの拠点
休校施設払い下げ交渉
学校用地の取得と造成
一,〇〇〇人以上から寄付金
大わらわの申請手続き
校舎の基準はきびしい
注文の多い保護者
プロジェクト誕生―自発的、総合的な体験学習の始まり
新しい学校の教師
自由学校の広がり―かつやま子どもの村〔ほか〕
著者等紹介
堀真一郎[ホリシンイチロウ]
1943年福井県勝山市生まれ。66年京都大学教育学部卒業。69年同大学大学院博士課程を中退して大阪市立大学助手。90年同教授(教育学)。大阪市立大学学術博士。ニイル研究会および「新しい学校をつくる会」の代表をつとめ、92年4月和歌山県橋本市に学校法人きのくに子どもの村学園を設立。94年大阪市立大学を退職して、同学園の学園長に専念し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。