中公文庫<br> 世界の歴史〈6〉隋唐帝国と古代朝鮮

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中公文庫
世界の歴史〈6〉隋唐帝国と古代朝鮮

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  • サイズ 文庫判/ページ数 521p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122050006
  • NDC分類 209
  • Cコード C1120

出版社内容情報

分裂から世界帝国へ、両晋南北朝~隋唐の時代。また古朝鮮から高句麗と三韓、統一新羅へ。古代の日本に大きな影響を与えた中国・朝鮮の動向と宗教・文化の流れを巨細に描く。

内容説明

分裂した国土をまとめあげ、世界帝国となった隋・唐時代の中国。そして古代朝鮮の動向と宗教・文化の流れを、古代日本への影響をふくめて巨細に描き、互いに密接にかかわりあう東アジア世界の動きを新たに捉え直す。

目次

第1部 両晋時代から大唐世界帝国へ(憧れのみやこ大唐長安;両晋の興亡と民族大移動;『晋書』の世界;漢族の南朝と鮮卑族の北朝;両晋・南北朝の宗教と文化;宗教国家の隋王朝;大唐世界帝国;大唐の文化と日本)
第2部 朝鮮の古代から新羅・渤海へ(古朝鮮と楽浪郡;高句麗と三韓;高句麗と東アジア;百済・新羅と加羅諸国;新羅の統一と隋・唐帝国;新羅と渤海)

著者等紹介

砺波護[トナミマモル]
1937年、大阪府に生まれる。60年、京都大学文学部卒業。京都大学人文科学研究所助手、神戸大学文学部助教授、京都大学人文科学研究所助教授、同教授、同大学大学院文学研究科教授を経て、大谷大学教授、大谷大学博物館長、京都大学名誉教授。文学博士。中国の政治・社会・宗教史を研究。編著・論文多数

武田幸男[タケダユキオ]
1934年、山形県に生まれる。59年、東京大学文学部卒業。東京大学文学部助手、北海道大学文学部助教授、東京大学助教授、同教授を経て、東京大学名誉教授。文学博士。朝鮮前近代史、東アジア交渉史を研究。共著・論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

23
碩学2人による端正な概説書。中国を扱う第一部は、文化的な交流や事象に多くページが割かれており、魏晋南北朝の持つ殺伐としたイメージを和らげている。また西洋の学者の言葉も引用しており、大きな視点で歴史を捉えようとしているのも印象的。朝鮮半島を扱う第二部は、古代朝鮮→三国時代→新羅による統一と、目まぐるしく変わる激動の時代を読みやすく描いている。この時期の朝鮮について、あまり知識が無かったので新鮮に読めた。他に第一部、第二部ともに日本との関わりに多く言及しており、広く東アジア全体の繋がりを意識しているのも良い。2022/08/03

Mzo

12
中国は晋~唐を、朝鮮は高句麗・新羅・百済あたりの歴史を概観。日本との関わりや仏教史の記載も豊富で分かりやすい。最後のところで渤海国の記載があったのもよかった。日本と交流があった割には、歴史に触れる機会があまりないので。2020/11/06

coolflat

11
魏晋南北朝~隋唐までの中国の歴史、新羅までの朝鮮の歴史、渤海も扱っている。213頁。武韋の禍(武は則天武后、韋は韋后)を境に唐の政治体制は変化する。武韋の禍による社会変動は、新興庶民層の官界への進出を促す一方、本拠地から離脱する逃戸を生み出し、新たな社会矛盾を醸成した。隋以来の律令体制の崩壊が始まった。律令体制では徴兵による府兵制が対になっていた。しかし律令体制が崩壊したため、傭兵による募兵制が採用された。その軍団の最高指揮官として、膨大な兵力を擁する節度使が生まれた。この節度使がやがて唐の崩壊をもたらす2016/04/21

tieckP(ティークP)

4
いろいろ視点を変えつつ、基本的には歴史概説書の王道を行っている良著。自分の場合、五胡十六国も古代朝鮮もあまり知識がなかったので、他の時代・地域だと枝葉に雪が積もるような読書をするところ、枝の隙間を雪が零れていくのを見ながら、わずかに寒に触れるにとどまってしまった。ただ、仏教を代表とした宗教が足場を築いた時代なのはよく分かった。前半の砺波氏の部分はときおり西洋のモデルが当てはまるか検討していて、必ずしもはまらないとも思いつつ、そうした発想のできる広い識見を持つ学者の著書が多かった時代を羨ましくも感じた。2016/11/13

KAZOO

3
中国の歴史の本は結構あるのですが古代朝鮮となるとあまり読んだことはなく、この本でじっくり読むことができました。あの半島で日本の戦国時代のように各国が分割して繁栄していたのも、また日本や中国との関係もかかれており、今まであまり知ることのなかったところを興味を引くように紹介してくれました。2013/07/08

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