内容説明
古代史には、まだはっきり解明されていない『謎』が多い。そのため、一応の通説はあるものの、その後の研究・考察から新説・奇説・珍説が生まれる。では、問題とされる『謎』とはいかなるものか?本書では、いまだ闇に隠された15の謎を、気鋭のストーリーテラーがわかりやすく紹介・解説する。本書を一読すれば、あなたも悠久の日本史のロマンに触れられると同時に、“古代史通”になれる。
目次
第1章 ビッグバンから縄文時代(~紀元前八〇〇年頃)―生命のいぶきと日本誕生の謎
第2章 弥生時代前~中期(紀元前八〇〇年頃~紀元五〇年頃)―新しい文明の発生と弥生時代の謎
第3章 弥生時代中~後期(紀元前二〇〇年~紀元二五〇年頃)―邪馬台国と卑弥呼の謎
第4章 古墳時代前期(紀元二五〇年~四〇〇年頃)―ヤマト政権誕生の謎
第5章 古墳時代中期(紀元四〇〇年~五〇〇年頃)―巨大古墳に眠る大王たちの謎
第6章 古墳時代後期~飛鳥時代(紀元五〇〇年~)―飛鳥から奈良へ、政権抗争に潜む謎
「おわりに」に代えて 万葉秀歌
著者等紹介
福田智弘[フクダトモヒロ]
1965年埼玉県生まれ。1989年東京都立大学(現首都大学東京)人文学部卒。1999年中小企業診断士登録。編集・デザインディレクターとしての勤務を経て、現在日本史を中心に精力的に執筆活動する作家として活躍中。ダイヤモンド社『月刊中小企業』誌、『ダイヤモンド・セールスマネージャー』誌等にて、歴史・古典等を題材にしたコラムを長期連載し、好評を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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