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中公文庫
血烙―刑事・鳴沢了

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  • サイズ 文庫判/ページ数 508p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122048126
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

NY市警の研修生としてアメリカに飛んだ鳴沢。優美の息子が通う小学校で立てこもり事件が発生する。子どもを人質に取られた鳴沢は――文庫書き下ろし

内容説明

NY市警で研修中の鳴沢の元にもたらされた凶報―勇樹がバスジャックに巻き込まれた。現場に駆けつけた鳴沢が見たのは射殺された犯人の遺体、そこに勇樹の姿はなかった。見え隠れするチャイニーズマフィアの大物マシンガン・トミーの影。勇樹の行方は。NY、アトランタ、マイアミ―かすかな手がかりを追い、鳴沢が爆走する。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

背古巣

67
うぉー!了が米国にいる!学生時代に留学していたのは読んでたけど、アメリカで警官している了を読めるとは思いませんでした。ジェイクの病気とその療法がわかった段階で、勇樹を誘拐した目的が、つまりはジェイクと勇樹の関係もわかりました。よって、真相の部分で”えーー?”とはなりませんでした。が、ニューヨーク、アトランタ、フロリダと駆け回って疾走感が半端なく、とても面白く読みました。ただ、優美との関係が疎遠になりそうな最後なので、次回が気になります。2018/11/12

Tsuyoshi

61
鳴沢了シリーズ第7弾。アメリカに渡った恋人とその息子・勇樹を追ってニューヨーク市警に研修の身となった鳴沢。TVドラマのスターとなった勇樹がバスジャックの末に拉致されてしまい、勇樹の行方を追ってアメリカ各地を転々としていく展開に。2018/10/03

choco

59
いくら了でも、チョット無理ないかい?七海の助けからアチコチへ広がる人脈には、ほ〜。という言葉しか出てこなかった。これだけ無茶する了なのに、何故優美への愛情表現が上手く出来てないというか、イライラするというか、、、タイミングが悪いよね〜。てか、了は一生独身ぽいな。子供が一番よくみてる。2016/10/14

aqua_33

58
鳴沢了シリーズ7作目。本作の舞台はアメリカ。研修でNYにやってきた鳴沢。恋人優美の子どもでもあり、子役でも有名な勇樹がバスジャックに巻き込まれ、さらに誘拐されるという展開。ニューヨークからアトランタ、マイアミと何とまぁスケールがデカイ。今回は刑事というより父親的要素で懸命に奔走する鳴沢だが、気持ちは分かるがかなりイラッとさせられた暴走ぶりだった。ここで若干鳴沢に対する評価がダウン(笑)相方に恵まれてるから刑事やれてるのかなと思う。《2018年99冊目》2018/05/22

茉莉花

55
NY市警で研修中の身である鳴沢了。そんな了の恋人の息子である勇樹がバスジャックに巻き込まれてしまう。しかも目撃者によると中国人の男から逃げるようにバスに乗り、その男も立て続けに乗ったそうだ。バスはある倉庫に入り立て篭っていた。市警は突入の機会を探っていたが、急に銃撃音が鳴り、倉庫の中で犯人が殺されていて、勇樹と中国人の男以外の人質はその場にいた。勇樹は中国人の男に連れて行かれたようだが…。了は、中国人の男と聞き思いやる節があった。2022/02/17

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