中公文庫<br> 日本の歴史 〈9〉 南北朝の動乱 佐藤進一(日本史)

中公文庫
日本の歴史 〈9〉 南北朝の動乱 佐藤進一(日本史)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 488p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122000773
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1121

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

moonanddai

11
タイトル通り「動乱」の時代だったようです。幕府が倒れ、天皇も去り、「権威」といったものが無くなり、最後は誰が強いか、誰が勝つか、あわよくば自分が…、といった風潮というか思惑が、京都のみならず地方まで、そして上は将軍から下は地方の国人、農民にまで及ぶ…。で、最後の拠り所は、明皇帝からもらった「日本国王」…。ただ、このころまでは神仏等(あるいはそれに伴う経済力と言ってもいいかもしれない)を背景とした強訴は有効な場面もあったようです。それも義満につぶされ、アジールも消えていくことになったと言えるのでしょうか…。2023/11/13

Splash

0
後の戦国時代と異なり、皇室が主要なプレーヤーとなっての政権争いであるところが、南北朝時代の特徴。さらに、今日の味方は明日の敵で、新田義貞と足利尊氏がライバルとなったり、高師直と足利直義が対立したり、尊氏の実の息子の直冬が忠義側についたり。ゲリラ戦や個人戦の時代なので、組織だって戦う必要性よりも、自己実現を果たしたい思いがより出やすかったのだろうか。普通の歴史書とは異なる、面白い読み物だった。2015/11/14

sodium hydride

0
ようやく読み終えた。◆正直、室町時代を舐めていた。複雑すぎて、途中何度も挫折しかけた。◆そう言えば「獅子の座」という義満が主人公の小説も登場人物が複雑すぎて、数ページで挫折したままだった。◆もう少し勉強し直してから読み直したい。2014/06/23

兵衛介

0
名著の誉れが高い南北朝時代史入門本。評判通りの面白さ。新装版も出ている。2009/06/20

Katsusuke Taira

0
test2019/02/17

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