出版社内容情報
優秀なリーダーたちを輩出する名門高校は、いったいどんなところ? 全国19校とその卒業生への取材を通し、データやランキングからは見えない“校風”をあぶり出す。
雑誌『中央公論』連載「名門高校 俊英の軌跡」(2017年1月号~2018年12月号)の書籍化。
<本書で紹介する「名門高校」(目次)>
開成高校/日比谷高校/麻布高校/北野高校/灘高校/札幌南高校/盛岡第一高校/仙台第二高校/秋田高校/新潟高校/武蔵高校/県立千葉高校/旭丘高校/洛星高校/修道高校/松山東高校/修猷館高校/佐賀西高校/ラ・サール高校
<座談会>
「名門高校」が輝き続ける理由 - 伝統と革新が優秀な生徒を育む
・柳沢幸雄(開成中学校・高等学校校長)
・杉山賢純(愛知県立旭丘高等学校校長)
・石原賢一(駿台教育研究所 部長)
内容説明
優秀なリーダーたちを輩出する高校は、いったいどんなところ?本書では、長きにわたり優秀な人材を輩出している、いわゆる“名門高校”19校の卒業生たちを取材。偏差値や東大進学者数ランキングなどのデータには表れない、“校風”をあぶり出した。学校行事の思い出や、強く印象に残っている授業など、具体的なエピソードから浮かんでくる名門高校の姿とは。そして、“名門高校”であり続ける理由とは?
目次
開成高校―超進学校のエッセンスは行事にあり
日比谷高校―公立ナンバーワン校のリベラルな伝統
麻布高校―才能を引き出した、個性的な教師たち
北野高校―体育にも全力で取り組む、大阪一の進学校
灘高校―スパルタ時代を乗り超えた“西の雄”
札幌南高校―大志を抱くエリートたち
盛岡第一高校―古豪の名物、弊衣破帽の応援団
仙台第二高校―共学化を経ても受け継がれるバンカラ
秋田高校―東北で最も古い“丘の上の高校”
新潟高校―自立を重んじる精神を育むもの
武蔵高校―答えのない問題に立ち向かえる生徒を
県立千葉高校―何でも挑戦させてくれる環境
旭丘高校―懐の深さが生んだ、多様性
洛星高校―京都随一の進学校にある、大らかさ
修道高校―学業はしっかり、部活もしっかり
松山東高校―俳句の町に引き継がれる、歴史と言葉
修猷館高校―藩校の流れを汲む、古き良き蓄積
佐賀西高校―ひときわ強い、母校愛と郷土愛
ラ・サール高校―寮生活で育んだ強い絆
座談会 “名門高校”が輝き続ける理由
著者等紹介
永井隆[ナガイタカシ]
ジャーナリスト。1958年群馬県生まれ。明治大学卒業。東京タイムズ記者を経て、92年フリーとして独立。現在、雑誌や新聞、ウェブで取材執筆活動をおこなう傍ら、テレビ、ラジオのコメンテーターも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ちくわん
nagata
やま
Shinya Fukuda
コホーー