内容説明
速度を追うよりも、寝台特急などのゆったり感に人々の旅の夢が移ろうなかで迎えた新幹線の半世紀である―高度成長の象徴が開業50年を迎えた二〇一四年。広島の土砂災害、御嶽山の噴火、日本人3人のノーベル賞同時受賞、与党大勝の年末総選挙など、大きく揺れ動いた半年を辿る。
目次
7月(消去の作法;足音 ほか)
8月(頼んまっせ;ある広告に ほか)
9月(日日是「厄日」;蚊の罪 ほか)
10月(新幹線50年;ダイエー消ゆ ほか)
11月(暖かな風;心の振り子 ほか)
12月(昔、男ありけり;昭和最強の棋士 ほか)
著者等紹介
竹内政明[タケウチマサアキ]
読売新聞論説委員。1955年、神奈川県生まれ。79年、北海道大学文学部哲学科宗教学専攻卒業後、読売新聞に入社。長野支局を経て、東京本社・経済部で財政、金融などを担当。98年に論説委員会に移り、2001年7月から朝刊一面コラム「編集手帳」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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