中公選書
英国メディア史

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  • サイズ B6判/ページ数 404,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784121100047
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C1322

内容説明

「はじめにプレスありき」といわれた初発期から、「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」の廃刊まで。500年を超える変転のすがたを描くなかで、政治権力と絶えず緊張関係にあり、多様なジャーナリストによって担われた特異な歴史を活写。

目次

第1章 英国メディアの始まり―ニュースが生まれるまで 15世紀‐17世紀
第2章 政治権力と戦うプレス―18世紀‐19世紀初
第3章 国民と歩むメディア―19世紀‐20世紀初
第4章 放送メディアが産声上げる―19世紀末‐第2次世界大戦終了
第5章 戦後社会が大きく変わる―第2次世界大戦後‐1979年
第6章 サッチャー登場、自由競争の進展と多チャンネル化への道―1979年‐1990年代半ば
第7章 24時間報道体制を生きる国民、激変するメディア環境―1990年代半ば‐現在

著者等紹介

小林恭子[コバヤシギンコ]
1958年生まれ。成城大学文芸学部芸術学科(映画専攻)を卒業後、米投資銀行ファースト・ボストン(現クレディ・スイス)勤務を経て、読売新聞の英字日刊紙「デイリー・ヨミウリ」の記者となる。2002年、渡英。英国のメディアをジャーナリズムの観点からウォッチングするブログ「英国メディア・ウォッチ」、ニュースサイト「ニューズマグ」を運営しながら、新聞業界紙、雑誌などにメディア記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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メルセ・ひすい

3
15-116 2011.09ロンドンの地下鉄!携帯と同じぐらい新聞読みが多い。読み終えて座席においていくとそれを拾って読む。無料朝刊紙「メトロ」持ってのる乗客も多い。帰りはまたまた無料の「ロンドン・イブニング・スタンダード」でその日のニュースの終焉である。好きなお方は日刊紙「サン」裸の金髪女性が微笑んでいる。初発期から「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」の廃刊まで。500年を超える変転のすがたを描く中で、政治権力と絶えず緊張関係にあり、多様なジャーナリストによって担われた特異な歴史を活写する2012/01/09

たぬき

1
総覧なのかなぁ まぁ 英国史は 論争の歴史かな2013/04/08

takao

0
ふむ2017/07/17

tenorsox

0
ルネッサンスにおける活版印刷の発明から、産業革命を経てインターネットの普及した現在に至るまでの英国内のメディアの盛衰史。 まず「聖書」の印刷から始まることに軽く驚く。その後は当然に新聞⇨ラジオ⇨テレビ⇨ネットの順で登場してくるのだが、中でも入れ替わらずに最後まで出突っ張りの新聞の話が際立って面白い。新規参入が(海外からも含め)絶えないこと、ビジネスモデルが多岐に渡ること、新旧問わずパクリにも差別化にも積極的なこと等絶えず動きが激しくて、それ自体が物語として楽しい。 翻訳本かと思ったが著者は日本人。2016/03/25

笠井康平

0
興味をもったが何から学べばという人の1冊目に選びたい。通史によい。2013/08/19

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