中公新書<br> 神道とは何か―神と仏の日本史 (増補版)

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神道とは何か―神と仏の日本史 (増補版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 352p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121028457
  • NDC分類 170
  • Cコード C1214

出版社内容情報

日本〈固有〉の民族宗教といわれる神道はどのように生まれ、その思想はいかに形成されたか。
明治維新による神仏分離・廃仏毀釈以前、日本は千年以上にわたる神仏習合の時代だった。
両部・伊勢神道を生みだした中世を中心に、古代から近世にいたる過程を丹念にたどる。
近代における再編以前の神をめぐるさまざまな信仰と、仏教などとの交流から浮かび上がる新しい神道の姿。
補注と補論「神道と天皇」を収録した増補版。

内容説明

日本“固有”の民族宗教といわれる神道はどのように生まれ、その思想はいかに形成されたか。明治維新による神仏分離・廃仏毀釈以前、日本は千年以上にわたる神仏習合の時代だった。本書は両部・伊勢神道を生みだした中世を中心に、古代から近世にいたる過程を丹念にたどる。近代の再編以前の神をめぐる信仰と、仏教などとの交流から浮かび上がる新しい神道の姿とは。補論「神道と天皇」を収録し、新たに補注を加えた増補版。

目次

序章 「神道」の近代
第一章 神と仏
第二章 中世神道の展開
第三章 新しき神々
第四章 国土観と神話
第五章 近世神道へ
終章 「神道」の成立
補論 神道と天皇

著者等紹介

伊藤聡[イトウサトシ]
1961年岐阜県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学(東洋哲学)。博士(文学)。國學院大學日本文化研究所兼任講師、早稲田大学非常勤講師などを経て、茨城大学人文社会科学部教授。専門は日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデキ

32
正直な感想としてより判らなくなりました。 神道の歴史的な流れは判るのですが、個人的には、 神道の教えが元々どんなんで仏教の推しえとどうやって融合していろいろんな神様の存在をごっちゃにして「神道」になってたのか・・・ まず、宗教なのになんで「神道」って道になってるのかな?2025/03/23

ピンガペンギン

24
上代から「神道」が存在していたのではなく、中世、あるいは近世に起こったと見なせるという立場。「神道」というと漠然と昔から同じように続いてきたものと思いそうだが、そうではない。著者の専門が中世の神道なので、中世神話も紹介されているが、これがあまり面白くなく、神話にも魅力のあるなしがある。12世紀ごろ神社信仰は氏族単位、地域単位でするものであり、個人の願望は受付けない(P77)、とあり、そのため良い来世への願望から、伊勢神宮の禰宜らが写経を埋めたりしていたものが出土した。全体的に一般向けにしては内容は詳しく→2025/03/24

預かりマウス

6
読書メーターの記録によれば、11年前に一度読了しているようだが、再読しても何も覚えていなかった。とても重厚な内容で、新書というよりはハードカバーの専門書のような趣である。題名からは概説的な神道史を想像するが、神仏習合・中世の神道を中軸とした構成となっており、比較的コアな事柄の掘り下げも多く、初心者向けではなかろうと思う。ただ宗教史や日本史が好きな人にとっては奥行きがあり味わい深いだろう。明治期の神仏分離のせいで、それまでの神道の歩みからの断絶がある故、中世の神道を知るのは殊に重要であると思う。2025/05/11

渡辺(読書/散歩)

5
内容は良くも悪くも教科書的。人名、経典、思想の専門用語が飛び交うので、気を抜くと文字を追ってるだけになる。入門書として手に取ったが、最低限の知識がない自分にとっては難しい内容だった。しかし神道が仏教の扱いに戸惑いながら、価値観を二転三転させたり、ときに卑屈になったり、優越感を示そうとしたりドタバタで形成されていく歴史は、非常に面白いと思った。最後に一般読者向けで、なおかつ専門研究の成果を踏まえている本が紹介されている。こういう配慮はありがたい。https://book-attic.com/shintou2025/04/28

ぐんまくん。

4
神道とは何か、と聞かれても、神社で神様に祈る以外のことがイメージできなかったが、この本を読んで少しイメージを持てた。本地垂迹は聞いたことがあったが、神道として理論化されることに仏教との密接な関わりがあったこと、室町後期以降、非仏教系神道がでてきたことなど、初めて知ることばかりだった。2025/04/20

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