中公新書<br> 言語学の教室―哲学者と学ぶ認知言語学

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中公新書
言語学の教室―哲学者と学ぶ認知言語学

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121022202
  • NDC分類 801
  • Cコード C1280

出版社内容情報

なにげない言葉に常識を揺さぶられる「認知言語学」の世界。哲学者と言語学者の対話が、ココロとコトバの不思議な関係を解き明かす。

内容説明

「雨に降られた」はよくて「散布に落ちられた」がおかしいのは、なぜ?「西村さんが公園の猫に話しかけてきた」の違和感の正体は?認知言語学という新しい学問の、奥深い魅力に目覚めた哲学者が、専門家に難問奇問を突きつける。豊富な例文を用いた痛快な議論がくり返されるなかで、次第に明らかになる認知言語学の核心。本書は、日々慣れ親しんだ日本語が揺さぶられる、“知的探検”の生きた記録である。

目次

第1回 「彼女に泣かれた」―認知言語学の誕生
第2回 「太郎が花子に話しかけてきた」―文法は意味と切り離せるか
第3回 典型的な鳥と変な鳥がいる―プロトタイプと百科事典的意味論
第4回 「死なれた」のか「死なせた」のか―使役構文の家族的類似性
第5回 「村上春樹を読んでいる」―メトニミーをどう捉えるか
第6回 「夜の底が白くなった」―メタファー、そして新しい言語観へ

著者等紹介

西村義樹[ニシムラヨシキ]
1960(昭和35)年、山口県に生まれる。87年東京大学大学院修士課程修了。同大学教養学部助教授を経て、2007年同大学人文社会系研究科准教授。現在、同研究科教授。専攻は認知言語学

野矢茂樹[ノヤシゲキ]
1954(昭和29)年、東京都に生まれる。85年東京大学大学院博士課程修了。現在、同大学大学院総合文化研究科教授。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

(haro-n)

56
認知言語学のとても面白い入門書。 認知言語学とは、私たちのものの見方・感じ方・考え方、生き方や行動様式という観点から言語を捉えていこうとする学問。 間接受け身、使役構文、メトニミー、メタファー…どの話も目から鱗で知的好奇心をくすぐられた。使役構文については今までの理解と全然違っていた(笑)。認知言語学がどういう学問なのかが具体的に分かって良かった。2019/05/23

活字の旅遊人

48
なかなか面白かった。2013年初版で14年の五刷を積読していたようだ。やはり旬なうちに読んだ方がいいな。まだ生成文法を脱しきれていないのがよくわかる。それでも意味論、プロトタイプ、使役と受身、メトニー、メタファーと話題は尽きない。もっと学生時代に勉強すべきだった、と久々に反省。こういう議論、ゼミでやった記憶がないのは、何故だろう(笑)。ただやはり日本語を使って日本語を分析するのは限界があるよな。いや、そんなこと言ったら言語学そのものが、危うい。という話は観察者の存在が現象を変える量子力学に通じる気がする。2022/03/26

megumiahuru

39
「昨日、財布に落ちられました」はどうしておかしいんだろう? 確かにおかしいことは分かるけど、それがなぜかと聞かれると・・・? 普段、手足を動かすことは何も考えなくてもできますが、その仕組みを説明するのは医学博士でも難しい。言語学はまさに、「言葉の医学」だと思いました。しかも、意外と歴史は浅い。ソシュールにチョムスキーにレイコフ、生成文法に認知言語学。難しい内容も対談形式ですんなり頭に入ってきます。言葉という海の波打ち際で遊ぶもよし。深海を探検するもよし。これほど身近で楽しい玩具もないのかもしれません。2014/04/07

Koning

36
新書で対談かよ!と思ったけれど、これはやっつけ仕事ではなかった。認知言語学というある意味科学を指向して来た言語学の中でまたニセ科学あるいはトンデモ方面へ舵を切ったように見える学問を二人の議論からざっと眺める。突っ込みの入れ方は流石に屁理屈捏ねれば哲学者という感じでまとめた編集の力があったのか、さくさくと恐らく楽しく読める。しかしやっぱりなんだろうか。人文系のダメさの基本になっている最初の問題の定義とかその辺がこの人でもやっぱり不安になるというか。2013/09/03

白義

28
「太郎が花子に叱られた」と「花子が太郎を叱った」は同じ意味か否か?こんな意外で際どい問いの数々から、認知言語学という学問が考える言語観を明らかにし、またその是非を問い詰めていく、分かりやすくも白熱した対談。「今、村上春樹を読んでいます」というメトニミー(実際に読んでいるのは村上春樹の小説で本人を読むということは普通ない)は、村上春樹作品という対象を参照するために村上春樹という言葉をとっかかりとして使っているという、メトニミーの参照点理論など、言語の使われている現実に寄り添いながらも意表外の仮説が多く楽しい2015/09/23

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