中公新書<br> 経済交渉と人権―欧州復興開発銀行の現場から

中公新書
経済交渉と人権―欧州復興開発銀行の現場から

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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121013934
  • NDC分類 338.98
  • Cコード C1231

内容説明

欧州復興開発銀行。それは東欧やソ連の市場経済移行を援助する目的で設立された。その融資条件のひとつでもあった人権尊重。著者は初代総裁の顧問として融資対象国の人権問題調査にあたる。市場経済への移行過程で見えてきたものは?東欧で、ロシアで、中央アジアで、冷戦後の新秩序をかけて熾烈な交渉が始まった。その手段でもあった人権の意外な意味。その根底にあるものはなにか?人権をめぐる国際交渉の伝統をさぐる。

目次

第1章 欧州開銀設立(東西ヨーロッパの出会うロンドン;市場経済への移行の政治的側面)
第2章 秩序としての人権
第3章 民族、市民、人権(ことの発端;二つの大戦後の解決方法;市民権問題のゆくえ)
第4章 中央アジアと人権(中央アジアの国々;アジア、ウズベキスタンと人権;アメリカ、ウズベキスタン、人権)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

6
これは掘り出し物!著者はソ連崩壊後、欧州復興開発銀行の人権部門で働くことになる。チェコで秘密警察と戦った二人は「20年後、体制が変わり両氏とも国会議員となった。…彼らは「ECや欧州評議会の招聘で…会議にいってみると、東・中欧の国々を代表しているほとんどの人物は、昔われわれを迫害した、共産党に属していた人たちだった」…」「権力を濫用し、なんらかの不正をおこなった多くの指導者が、今はマルクス主義ならぬ「民主主義と人権」を口にしながら」成功し「過去の密告者が意気揚々と「人権の専門家」になりすましている」2016/04/05

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