講談社選書メチエ<br> 古代マケドニア全史 フィリッポスとアレクサンドロスの王国

個数:
電子版価格
¥2,915
  • 電子版あり

講談社選書メチエ
古代マケドニア全史 フィリッポスとアレクサンドロスの王国

  • ウェブストアに9冊在庫がございます。(2025年05月31日 04時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 488p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065391389
  • NDC分類 231.6
  • Cコード C0322

出版社内容情報

世界史に比類なき足跡を残した偉大なる英雄たちの王国、マケドニア。紀元前7世紀半ばの建国から、天然資源と外交術を駆使した版図拡大の時期を経て、フィリッポスによるギリシア制覇、アレクサンドロスによるアカイメネス朝ペルシア打倒を含む東方遠征、そして後継者戦争の果てに滅亡に至るまでの全軌跡を、最新の研究成果を踏まえて辿る、本邦初、唯一無二の歴史書!
これが『ヒストリエ』(岩明均)のリアルだ!!

[目次]
プロローグ
第1章 マケドニア史へのアプローチ
1 マケドニア史研究の歩み
2 フィリッポス二世の「復権」
第2章 マケドニア王国の成立
1 マケドニアの地
2 王国の誕生
3 マケドニア王国のしくみ
第3章 ヘラクレスの子孫たち
1 アルカイック期のマケドニア
2 アレクサンドロス一世
3 ペルディッカス二世
4 アルケラオス
第4章 フィリッポス二世の父と兄
1 アミュンタス三世
2 アレクサンドロス二世
3 ペルディッカス三世
第5章 フィリッポス二世の登場
1 即位時の危機
2 王国の統合
3 ギリシア征服のスタート
4 第三次神聖戦争への参戦
第6章 ギリシアの覇者へ
1 「フィロクラテスの講和」
2 フィリッポス二世の宮廷
3 ギリシア制覇への道のり
4 決戦へ
第7章 フィリッポス二世からアレクサンドロスへ
1 ペルシア遠征を見据えて
2 王者の最期
3 父と子
エピローグ
結びにかえて――現代のマケドニア
地図
マケドニア王家の系図
マケドニア王在位表
凡例
主な参考文献
図版出典一覧
関連年表
索引

内容説明

世界史に比類なき足跡を残した英雄たちの王国、マケドニア。紀元前七世紀半ばのこととされる建国から、天然資源と外交術を駆使した版図拡大の時期を経て、フィリッポスによるギリシア制覇、アレクサンドロスによるペルシア打倒を含む東方遠征、そして後継者戦争の果てに滅亡に至るまでの全軌跡を、最新の研究成果を踏まえて辿る、本邦初、唯一無二の歴史書!

目次

第1章 マケドニア史へのアプローチ
第2章 マケドニア王国の成立
第3章 ヘラクレスの子孫たち
第4章 フィリッポス二世の父と兄
第5章 フィリッポス二世の登場
第6章 ギリシアの覇者へ
第7章 フィリッポス二世からアレクサンドロスへ

著者等紹介

澤田典子[サワダノリコ]
1967年、富山県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、千葉大学教育学部教授。専門は古代ギリシア・マケドニア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

13
後世のフィリッポスの評価に絶大な影響を与えたデモステネス。史料の残存状況から常に悪評が先行していた。あたかも対等のように思われていたが、アテネ中心のバイアスを取り除くと新たな両者(及び両国)の関係が現れてくる。王にとってアテネはターゲットの一つにすぎず、デモステネスは後世の評価によって、念願の?「宿敵」になったのは死後のこと。女史が「大王以前のマケドニア史研究者は私だけ」と自負するだけに充実の内容、圧巻の分量、そして衝撃の価格!2700円って…あっ、税別だ(涙)。2025/04/15

さとうしん

11
アレクサンドロス大王以前の状況と、大王の死後の状況をまとめる。マケドニア史にはマケドニア人自身の手による史料が不足しているということだが、それでもこれだけのものが書けるのだなという印象。マケドニア王国の成立から扱っているが、分量としてはフィリッポス2世に関する内容がかなりを占める。フィリッポスが学者たち、特に歴史家を動員して自己宣伝に努めたり、征服地に自分の名を冠した都市名を着けるといったことが息子に受け継がれたなど、息子の先蹤としての事跡が目立つ。2025/03/19

みのくま

7
何かと注目されるフィリッポス2世とアレクサンドロス3世より前の古代マケドニアを詳細に取り扱っている貴重な良書。古代マケドニアからみた通史は、今までのアテネ中心史観から脱却する上で必読だろう。良質な木材などの資源を活用したアテネとの絶妙な相互関係の構築はアテネ側からしたら厄介な隣人として捉えられただろうから、他者から見たマケドニアにバイアスがかけられるのはよくわかる。そしてフィリッポス2世の偉業は、こういった先人達の努力の上に成り立っているのだ。今までの歴史観が覆る喜びを得る事ができる、素晴らしい一冊だった2025/05/27

Go Extreme

2
フィリッポス二世 ヴェルギナ王墓 考古学的発見 アイガイ ヘロドトス 建国伝説 ハリアクモン川 ペリオイコイ ペルシア支配 アレクサンドロス一世 ヘラクレス ギリシア人性 ペルディッカス二世 木材貿易 ストリュモン川 アルケラオス 騎兵強化 ペラ遷都 ディオニュソス祭典 スパルタ覇権終焉 テーベ台頭 アミュンタス三世 プトレマイオス アンフィポリス 第三次神聖戦争 テッサリア支配 フィロクラテスの和約 イソクラテス パンヘレニズム カイロネイアの戦い コリントス同盟 ペルシア遠征計画 アレクサンドロス継承2025/04/14

hi

1
古代マケドニア史専門にされてる日本人ってお一人なんですか?!道理でエウメネス調べたくてもストレートな資料がないわけだ…。フィリッポスを中心とした内容だけど、彼一人だけが傑出した王ではなく、これまでのマケドニア王たちの成果の継続、発展もあったのだという話。ファランクスはその象徴的存在が疑問視されてるってのはびっくり。やっぱりずっと先(ペルシア)を見据えていたからこそ、アテネ・テーベに固執せず、ずっと先読みして行動できていたように見える。ギリシアは後手後手すぎてとても太刀打ちできなかったんだね。どこまで→2025/05/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22494076
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品