わたしの知る花

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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120058066
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「あんたは、俺から花をもらってくれるのか」



虫も殺せぬ優男、結婚詐欺師……?

77歳で孤独死した老人の、誰も知らない波瀾に満ちた意外な人生とは?



『52ヘルツのクジラたち』町田そのこの新作は、一人の男と美しい花を巡る物語。

内容説明

犯罪者だと町で噂されていた老人が、孤独死した。部屋に残っていたのは、彼が手ずから咲かせた綺麗な“花”―。生前知り合っていた女子高生・安珠は、彼のことを調べるうちに、意外な過去を知ることになる。淡く、薄く、醜くも、尊い。様々な花から蘇る記憶―。これは、謎めいた老人が描く、愛おしい人生の物語。

著者等紹介

町田そのこ[マチダソノコ]
1980年生まれ。「カメルーンの青い魚」で、第15回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。2017年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

603
安珠と奏斗を最初の先導者に、彼らがたまたま遭遇した謎の絵描き平の物語に遡行する。いわば世代を跨いで展開する恋の物語である。ただ、平と香恵の恋と、その挙句の刃傷沙汰にいたる顛末が物語の半ばくらいに明らかになるし、同様に彼がずっと描いていた絵物語の内容と由縁が明かされるのも早い段階である。ミステリーではないのだからいいようなものだが、それでもそれ以降の展開には後日譚めいた気分が残ってしまうだろう。また、平たちの若き時代はともかく、安珠らの生きる現代までもが何か時代がかっており、世界観の全体によく言えば⇒2025/04/27

starbro

490
町田 そのこは、新作中心に読んでいる作家です。 本書は、昭和の不器用な男女の恋物語から令和の現代につながる大河小説の感涙作でした。本作も本屋大賞ノミネート必至、今年のBEST20候補です🌻🌻🌻🌻🌻 https://www.chuko.co.jp/special/watashinoshiruhana/2024/08/24

さてさて

474
『なんか、不思議。このおじいさんは「いま」を弱火で過ごしているのが分かるのに、でも、目はびかびか激しく生きてる』高校生の安珠が『絵』を描くおじいさんを見る先に、物語が静かに動き出すこの作品。そこにはそれぞれの人生を生きる人々の悩み苦しみが描かれていました。町田さんらしく数々の社会問題を冷静に見据えるこの作品。そんな物語の中に葛城平という人物の姿がふっと浮かび上がるこの作品。異性の『幼馴染』という関係性を絶妙に編み上げる物語の中に、人の一生における出会いと別れ、そして繋がりの意味を思う素晴らしい作品でした。2024/07/28

うっちー

398
100点満点の人生はありえません。後悔が残るのもまた人生かと思いました。2024/08/15

のぶ

334
町田さんはずっと読んできているが、作品ごとにだんだん上手くなっていると感じた。本作はエピローグを含め計6編からなる連作短編集。1人のお年寄りと直接、もしくは間接的に関わった人々の物語。友人とのすれ違いや家族との関わり方に悩む人々が、1人の老人の人生を知ることになり、その中で自身の答えを見つけていくといったストーリー。物語を読み進むごとにこの本に出てくる人物像が、だんだん立体的に出来上がってくる。最後には相手の幸せを思い、願うことで、自分自身も満たされて幸せになってゆく過程の心理描写も秀逸だった。2024/08/02

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