出版社内容情報
刑事司法の世界を硬軟織り交ぜ一気に読ませる珠玉のエッセイ。随所に多彩で細やかな眼差しを感じさせ、あじわいと余韻の残る文章。検事として数々の取調べ、検事長として多くの事案処理を担当。細やかな眼差しを感じさせるのは著者の人間性がそのまま反映する。また、独自の人生論も満載。また口絵では著者描き下しの絵画を公開する。シリーズ第4弾。
内容説明
法と常識を説き、ノルウェー・ベルギーを旅し、水彩画を描く。発想の転換で今を生きる。その源泉は何か?
目次
宮中儀式・行事を垣間見て
企業のコンプライアンスと不祥事対応
刑事部長
カルロス・ゴーンの国外逃亡
土壌汚染
ウニとアワビ
自殺サイト
オレオレ詐欺
罪を犯した人の更生
死体解剖
通信傍受
国会質問
コロナ禍の生活
ノルウェーの旅(1)
ノルウェーの旅(2)
ベルギーの旅
ムンク美術館を訪ねて
著者等紹介
中尾巧[ナカオタクミ]
弁護士。東京地検検事任官。法務省訟務局租税訟務課長、大阪地検刑事部長・次席検事、金沢地検検事正、法務省入国管理局長、大阪地検検事正、札幌・名古屋・大阪各高検検事長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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