内容説明
代議士をめった刺しにした男が出所した。12年間動機について黙秘を貫いた男が向かったのは故郷・会津若松。だがそこで彼を待っていたのは度重なる脅迫と尾行。刑務所に唯一手紙を寄越した女と喜多方に行けば同じSL列車内で殺人が。「いよいよ始まったな」十津川は事件の鍵を白虎隊と会津娘子(じょうし)隊に見出した!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
7
西村京太郎さんの作品もまだ2作目なので、まだ詳しく分かっているわけではないが、この作品は面白かった。福島出身だが、あまり会津には行ったことがなく、恥ずかしながら娘子隊の事や白虎隊の構成、中野竹子のことはあまり知らなかった。今回の作品で、興味を持ったので、また調べてみたい。2016/03/09
330
3
出張の帰りに新幹線のホームで購入し3時間半で読了。サクサク読めて結構面白い。でもなんとか、高木は、殺さないで欲しかった。それにしても博多→東京は長い。2015/03/07
にせものばかり
3
十二年前に殺人容疑で逮捕された男が出所後故郷の会津若松に向かって・・。 十津川警部の奥さんが活躍します。2014/02/19