出版社内容情報
俺に明るい未来なんてあるのかな――。
ドラマ化で話題、『死にたい夜にかぎって』のその後を描いた待望のエッセイ。
手痛い失恋、家族との確執、そして自らに起きた性の揺らぎを抱えながら、人生の暗黒期を過ごしていた著者。孤独の中から救い出してくれたのは、パチンコ中毒のお坊さんと、「トリケラ」という源氏名のオカマバー店員だった。誰が一番エロい仏像を見つけられるか競争したり、連絡が取れなくなった知人のLINEに天丼のスタンプを100個送ったり、知らない子どもの剣道の試合で号泣したりしながら、辛い過去を笑い話に変えていく日々。
『死にたい夜にかぎって』から1年。人生のどん底を「なんとなく」乗り越え、夢を叶えるまでを描いた実話。
内容説明
手痛い失恋、家族との確執、そして性の揺らぎを抱えながら、孤独な日々を過ごしていた著者。そこから救い出してくれたのは、パチンコ中毒の住職と、「トリケラ」という源氏名のオカマバー店員だった。日夜お寺と新宿二丁目で、人生について語ったり、誰が一番エロい仏像を見つけられるか競争したり、知らない子どもの剣道の試合で号泣したりしながら、笑えない過去を笑い話に変えていく。切なくて、猥雑で、少しだけ元気をくれる。人生のどん底から、夢に向かって踏み出すまでを描いた、まさかの実話。
目次
私、トリケラと申します
未来につながるフェラチオ
みんなちがって、みんないい
湧き水飲みすぎですよ
死にたい二人のライディーン
おまえも俺も日本代表だ
セクシーなの?キュートなの?
お部屋探しはパイパンで
世界で一番エロい仏像
坊主とオカマと三国志
「空!」と叫ぶ男
これがオカマの家族ゲーム
住職、最後のギャンブル
史上最悪のお遍路さん
父は鬼、祖父は千人殺し
『ノルウェイの森』はエロ本です
さよならフェラチオ
生きとし生ける物へ
もはや僕は人間じゃない
著者等紹介
爪切男[ツメキリオ]
1979年生まれ。2014年『夫のちんぽが入らない』の著者こだま氏とユニットを組み、同人誌即売会・文学フリマに参加。2018年、webサイト「日刊SPA!」での連載をまとめた私小説『死にたい夜にかぎって』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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