出版社内容情報
男を惑わす<危険な女>の秘術
男を破滅させずにはおかない運命の女femme fatale――魔性の魅力の秘密は何か。宿命の恋の条件とは。フランス文学から読み解く恋愛の本質、小説の悦楽。
第1講 健気を装う女――『マノン・レスコー』
第2講 脳髄のマゾヒズム――『カルメン』
第3講 「小娘」が化ける瞬間――『フレデリックとベルヌレット』
第4講 自らに恋を禁じたプロフェッショナル――『従妹ベット』
第5講 「金銭を介した恋愛」のルール――『椿姫』
第6講 ファム・ファタルの心理分析――『サランボー』
第7講 悪食のファム・ファタル――『彼方』
第8講 「恋と贅沢と資本主義」の女神――『ナナ』
第9講 「失われた時間」への嫉妬――『スワンの恋』
第10講 ファム・ファタルとは痙攣的、さもなくば存在しない――『ナジャ』
第11講 「神」に代わりうる唯一の救済者――『マダム・エドワルダ』
鹿島 茂[カシマ シゲル]
著・文・その他
内容説明
男を破滅させずにはおかない運命の女femme fatale―魔性の魅力の秘密は何か。宿命の恋の条件とは。フランス文学から読み解く恋愛の本質、小説の悦楽。
目次
第1講 健気を装う女―『マノン・レスコー』
第2講 脳髄のマゾヒズム―『カルメン』
第3講 「小娘」が化ける瞬間―『フレデリックとベルヌレット』
第4講 自らに恋を禁じたプロフェッショナル―『従妹ベッド』
第5講 「金銭を介した恋愛」のルール―『椿姫』
第6講 ファム・ファタルの心理分析―『サランボー』
第7講 悪食のファム・ファタル―『彼方』
第8講 「恋と贅沢と資本主義」の女神―『ナナ』
第9講 「失われた時間」への嫉妬―『スワンの恋』
第10講 ファム・ファタルとは痙攣的、さもなくば存在しない―『ナジャ』
第11講 「神」に代わりうる唯一の救済者―『マダム・エドワルダ』
著者等紹介
鹿島茂[カシマシゲル]
1949年横浜市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、共立女子大学文芸学部教授。専攻は十九世紀フランスの社会と小説
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