内容説明
ほぼすべての子供に高度な思考力を身に付けさせている国がある。どうしてそんなことができたのだろう。ほかの国でそれができない理由はなんだろう。2000年に始まった学習到達度調査PISAは、15歳生徒の読解力、数学知識、科学知識、問題解決を3年ごとに数値化するもの。アメリカは順位の低さに驚愕。一方、驚くべき国々がハイスコアを収めている。いま世界で、子供の教育に何が起こっているのか。衝撃の報告と重い問いかけ。
目次
1 秋(宝の地図;旅立ち;圧力鍋;とある数学の問題)
2 冬(アメリカ少女、ユートピアへ行く;駆り立てるもの;変容)
3 春(差異;四〇〇万ドル教師;帰国)
著者等紹介
リプリー,アマンダ[リプリー,アマンダ] [Ripley,Amanda]
ジャーナリスト。ABC、NBC、CNN、FOX Newsなどのテレビ番組にも出演する。処女作の『生き残る判断―生き残れない行動(The Unthinkable)』(光文社、2009年)は、15カ国で翻訳出版され、アメリカの公共放送サービス(Public Broadcasting Service:PBS)でドキュメンタリーが制作された
北和丈[キタカズタケ]
東京理科大学講師。2001年、東京大学教養学部超域文化科学科卒業。2003年、東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻修士課程修了。2004年、レディング大学言語学応用言語学研究科現代英語学専攻修士課程修了。2012年、東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。東京大学博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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