憧れのハワイ―日本人のハワイ観

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120041921
  • NDC分類 276
  • Cコード C0022

内容説明

「遠い島」か、「気軽な場所」か。あなたにとってハワイとは?ハワイが日本人の観光地として定番化する道のりを、戦前・戦中・戦後を通して一望する。

目次

第1章 ハワイを訪れる旅―戦前
第2章 アジア太平洋戦争とハワイ
第3章 ハワイの花
第4章 海外渡航自由化とハワイ
第5章 「憧れ」から「定番」へ
第6章 癒しを求めて

著者等紹介

矢口祐人[ヤグチユウジン]
1966年(昭和41年)、北海道に生まれる。ゴーシェン大学教養学部卒業。ウィリアム・アンド・メアリ大学大学院アメリカ研究科博士課程修了(Ph.D.)。北海道大学助教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mao Nakahara

1
みんなに愛されるハワイ…♡そこに住む人々にしか分からない事もある。。。ハワイという土地にどうしようもなく引き寄せられてしまいます✨2015/05/23

パチ

0
卒業論文の参考文献として。日本人のハワイ好きは、移民の歴史やメディアや経済政策やら、、なんだか必然的だったような気がします。定番化されすぎた観光地っていう部分に、確かにって思ったけれどでも私は好きだな、、、2015/12/27

fritzng4

0
20世紀初頭から現在までの日本におけるハワイ受容の歴史。興味深いのは戦中のハワイ論で、カイウラニ王女に日本皇族の婿入り話があったこと、早くも13世紀に日本の漂流民がハワイに流れ着いたなどというキテレツな説の存在などにより、ハワイが日本の一部となるべきという論調。戦前における労働の場所、戦後における夢の楽園、一世紀の間に日本人の中でのハワイ観は変わったが、ハワイもまた日本人によって変えられた。そんなことを考えさせられる刺激的な論考でした。2015/11/18

Yutaka Aida

0
東京大学においてハワイ史の研究をしている矢口祐人の著作。日本において、ハワイがどのように捉えられてきたかを描いている。日本人は明治期より戦後まで一貫してこの島には好感を持っていたが、そのイメージは先進国アメリカとしてのイメージから南国としての楽園としてのイメージに変わってきたという。2011/11/16

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