出版社内容情報
地中海世界の十字路・シチリア島。シラクサにあるアレトゥサ泉を舞台に、泉の女神が語る古代から現代までの英雄たちの姿! 長編歴史小説。
内容説明
人類史上初の百万都市・シラクサを訪れた、数多の英雄たち女神・アレトゥサが語る、その真の姿。
目次
第1部 古代ギリシアの時代(コリント人がやってきた;ゲロンの支配 ほか)
第2部 ローマからビザンツへ(奴隷の叛乱;シキリア総督の不正 ほか)
第3部 中世―低迷の時代(コンスタンス二世の遷都;イスラム教徒の進攻 ほか)
第4部 ルネッサンスから現代に(カール五世、シチリアを領有;フェリペ二世の治世 ほか)
著者等紹介
柘植久慶[ツゲヒサヨシ]
1942年愛知県生まれ。1961年、慶応大学法学部在学中に傭兵部隊の一員としてコンゴ動乱に参加する。フランス外人部隊教官を経て、アメリカ陸軍特殊部隊に加わる。その後、執筆活動に入り、『名将たちの戦場』『五枚の金貨』『英雄大戦』シリーズなどの小説を数多く執筆している
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