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keitaの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K
36
森博嗣さんスカイクロラシリーズ第1弾。とことん森博嗣祭り中。哲学的な世界観はあるけれどストーリーは読みやすくて面白い。空を飛んでいる時の描写が詩のようできれい。2017/11/16
えむ
32
「ヴォイド・シェイパ」シリーズを読後、読メ皆様の感想に「スカイ・クロラ」シリーズがよかったとありましたので読みたくなりました。時系列ではこれが最初だということで・・・。僕=女(えっ、そうなんだ)=クサナギ=ブーメラン=草薙水素(水素?)。装丁はクサナギになり雲の上を飛んでいる感じを想像できグッド。読み続けた先にはどんな世界があるのだろうか。 それを楽しみに「ダウン・ツ・ヘブン」へ。12752013/07/31
bfish
26
「大人になる、という意味は、死を意識して、臆病になる、たった、それだけの価値。」スカイ・クロラシリーズを読む順序で悩みましたが、時系列順にこの作品から読んでみました。地上を空の底と例えるように全ての基準が飛ぶこと、その1点に集約されているストイックな物語。森さんの本はかれこれ20冊ほど読んでいますが、いまだにこの作家の本が好きなのかよくわかりません。でも何かに魅かれている。細部よりも会話や雰囲気に魅かれているのかな。後半の体調不良のエピソードは意外でした。さて続編へ。2014/03/27
Tadashi_N
25
空は自分だけの世界。死と隣り合わせの世界。それをクールな文体で伝えている。続きが気になる。2015/07/15
スケキヨ
25
前作を読み切った後は茫洋とした疑問符に包まれましたが、今作を読み切った後は割とはっきりした疑問符に包まれました。主人公のただ単純に「空にいることが好きで好きでたまらない」という気持ちがそうさせたのでしょうか。子供のように純粋な願望に、それだけでは生きることは難しい、その間を漂っている感じでした。次の巻からどうなるんでしょうね。2011/07/19