内容説明
己が野望のままに大帝国を夢見たナポレオンと勢力均衡による平和をヨーロッパに齎そうとしたタレイラン、二人の協力と対立を中心に19世紀虚々実々の「外交」を描く決定版。
目次
第1章 革命軍の英雄
第2章 新しい政権をめざして
第3章 エジプト遠征とフランスの危機
第4章 ブリュメール十八日のクーデター
第5章 ナポレオン政権のプロデューサー
第6章 執政政府とヨーロッパの平和
第7章 革命から生まれた皇帝
第8章 ヨーロッパの征服
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うずまき
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本書だけ読んでいるとタレイランが妙にまともに見えてきます。ほぼ外交問題のエピソードに特化して、金とか金とか金とか女とか女とかの話があんまり出てこないからなんでしょうけれども。なに考えているのかわからないのが常のキャラクターだと思うんだけど、ナポレオンのやることで頭がハゲそうに見えるキャラになってる気がするタレイランなんて始めて見た気が。そしてやっぱりナポレオンは私の範疇外です。あと、どうしてもフーシェが出てくるだけで一喜一憂。いいのかそれで。下巻は近いうちに。その後感想書く予定。タレラン伝は再読しとく。2011/05/11
numainu
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評価C2004/01/11