犬の落しもの万華鏡

犬の落しもの万華鏡

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784120024436
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0076

内容説明

花のお江戸の名物は火事に喧嘩に犬の糞…いつも人びとの身近にあった犬の落しものをとおして、犬とのふれあいの知られざる文化をさぐるエッセイ。

目次

プロローグ フンのカルチャー・ショック
第1章 糞化石―古代
第2章 北条高時と犬合―平安時代から鎌倉時代
第3章 忠臣蔵と犬のフン
第4章 江戸の町なかで
第5章 踏んでしまった人びと
第6章 犬の落しものの効用
第7章 黄金伝承
第8章 犬糞言語学(フイロロジー)
第9章 意識の構図を推理する
エピローグ 小太郎へのレクイエム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

志村真幸

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 著者は犬の文化史について、ひととはちょっと違った視点から書きつづけている人物。  本書は、犬の落としもの、すなわち糞をテーマとした本だ。江戸の街中にいかにたくさん落ちていたか、踏んでしまった人たちの悲運、犬の糞が黄金になる民話、自分の飼っていた犬たちの糞の思い出などなど。  あまりにも濃い内容に絶句してしまうが、けっして下品ではなく、軽妙かつユーモアが効いている。  犬や江戸について、深い理解を得ることができる。 2018/03/27

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