出版社内容情報
大切な誰かを喪った人が行き着く、ちょっと不思議な喫茶店「こかげ」。社交的なキッチン担当・千景と、人見知りな接客担当・テル。正反対な性格の姉弟が営むこの店に、今日も喪失感を抱えた人々が訪れるのだった。悲しみや後悔、時には怨みまで……、彼らの様々で大きな想いを、千景とテルが「弔いごはん」で晴らしていく――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和尚
19
姉弟でやっている喫茶店を舞台とする良い話の連作短編、と思っていたら最後の最後でびっくり、続き読みます2025/05/18
まりもん
9
レンタル。テルが呼び込む人達は死を身近に感じた人が多い。残った人が前向きになれるメニューは思い出も加わるとなお良いなぁ。光元さんはその流れだと思っていたので驚いた。2024/10/15
乗合自転車
3
うおやま先生の次の新作は小さな喫茶店が舞台。大切な人を失った人々が思い出の料理などで故人を偲び、未来を見据える。料理ものというよりはグリーフケアが題材の漫画。ヤンキー君と白杖ガールと同じぐらい多くの人に読んでもらいたい作品。2024/07/10
nas
3
7話好きだな2024/06/14
ぽへぽへ
2
Kindle Unlimited。店主の姉とウェイターの弟が営むカフェ。誰かを失った人の心を癒す。2024/11/10