出版社内容情報
日本とはこんな国だったのか! 昭和28年、日本に留学したキーン青年の驚きは、現代日本人の共感を誘う。今こそ面白い初期随筆集。
日本とはこんな国だったのか!? キーン青年の綴った随筆・紀行が新鮮だ!昭和28年、日本に留学したキーン青年の驚きは、そのまま現代日本人にとっての驚きとなる。初めて日本語で書いた『碧い眼の太郎冠者』や、『生きている日本』『日本細見』など、60年近い時を経た今こそ面白い初期エッセイと日本各地を歩いて綴った文学味あふれる紀行文に、音楽随筆『わたしの好きなレコード』も収録した。
内容説明
昭和28年、日本に留学したキーン青年の「碧い眼」は、発見した「古き良き日本」に驚喜した。新鮮な感覚で捉えたその日本の姿は、60年の時を経て、現代日本人の眼にこそ驚きをもたらす。選りすぐりの初期エッセイ・紀行集。日本の17地域を歩いて詩情豊かに綴った『日本細見』を始め、最初の日本語による著作『碧い眼の太郎冠者』、昭和期の政治・社会・文化・風習・宗教などを語り尽くした『生きている日本』、そして、本人が「余技の域を越えている」と自負する音楽論『わたしの好きなレコード』など、好エッセイ集を5篇収録。
目次
碧い眼の太郎冠者(外人への先入観に抗議する;日本文化の理解を妨げるもの ほか)
生きている日本(島国とその人々;古い日本 ほか)
日本細見(五つの紀行;十二の印象)
日本人の質問(日本語を勉強するようになった動機は何ですか;日本語はむずかしいでしょうね ほか)
わたしの好きなレコード(わたしの好きなレコード;“本場の音” ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1.3manen
23
外人はすき焼の外に日本食を食べられない という先入観は捨てないと(20頁~)。 京都への留学生はさしみが好まれている。 先入観は現実と逆になることを示す。 日本人がもっている外国人に対する先入観 への反省を促したい(23頁)。 いいことばかりではなく、 悪いことも書かないと、バランスはとれない。 徳川中期の戯曲は、挫折や孤独さの捌け口 (36頁)。 キーン先生は、芭蕉が嘘をついた理由を 曾良の日記から明らかにする(61頁)。 額面通りに受け取らない、批判的精神 の大切さを教える。 2014/05/29




