新潮新書<br> 知の体力

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新潮新書
知の体力

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106107641
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0210

出版社内容情報

孤独になる時間を持て――細胞生物学者にして日本を代表する歌人が語る、本物の「知」の鍛錬法。「答えは必ずある」などと思ってはいけない。「出来あいの言葉で満足するな」「群れるな、孤独になる時間を持て」――。細胞生物学者にして日本を代表する歌人でもある著者がやさしく語る、本物の「知」の鍛錬法。

永田 和宏[ナガタ カズヒロ]
著・文・その他

内容説明

「答えは必ずある」などと思ってはいけない。“勉強”で染みついた呪縛を解くことが、「知の体力」に目覚める第一歩になる。「質問からすべては始まる」「孤独になる時間を持て」「自分で自分を評価しない」「言葉にできないことの大切さとは」―。細胞生物学者にして日本を代表する歌人でもある著者が、これから学ぶ人、一生学び続けたい人たちにやさしく語りかける。自力で生きぬくための本物の「知」の鍛錬法。

目次

1部 知の体力とは何か(答えがないことを前提として;質問からすべては始まる;想定外を乗り切る「知の体力」を ほか)
2部 自分の可能性を自分で摘み取らない(落ちこぼれ体験こそが大切だ;多様性にこそ価値がある;先生にあこがれる ほか)
3部 思考の足場をどう作るか(二足のわらじには意味がある;みんなが右を向いていたら、一度は左を向いてみる;メールの功と罪 ほか)

著者等紹介

永田和宏[ナガタカズヒロ]
1947(昭和22)年滋賀県生まれ。細胞生物学者。京都大学名誉教授。京都産業大学タンパク質動態研究所所長。歌人として宮中歌会始詠進歌選者、朝日歌壇選者もつとめる。紫綬褒章受章、ハンス・ノイラート科学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

67
行きつけの本屋さんの新書棚に平積みしてあり、「少しずつでも自分の能力を超える課題に挑戦し続けていると、いつしか人は大きく成長しているはずです。」と帯に記されている。新刊かと思いその気になって一気読み。家で読了後奥書を見ると、2018年刊とある。胸騒ぎがして書棚の新潮新書の置き場を見ると、5年前に買った初刷りが並んでいた。「やっちまった」と舌打ち。本書の中で、著者もリスペクトする木村敏先生の『時間と自己』が3冊もあったという告白が記されていたことを思い出し、ちょっぴり安心する。という、些か間の抜けた告白から2023/06/11

mukimi

55
知の体力とは、情報活用力である。身につけるには、多様性を知る、つまり、その知識が常識になるまでに重ねられた先人の議論と反証を知ることが必要である。そして、他と違う自己に気付くこと(集団の中での居心地の悪さ、孤独を肯定する)も重要だ。この記述には、私はこれでいいのだ、と変わり者の自分を肯定し自分の生き方を追及していく覚悟ができた。また、筆者はさすが歌人である。愛についての考察「一緒にいて自分の可能性がどんどん開けていく気がする人こそが最愛の伴侶」は、失恋の痛手から立ち直れない私の背中をそっと押してくれた。2019/01/30

future4227

53
2019年の高校入試で論説文の出題率No.1だった本。学ぶということは何か?をじっくりと考えさせられる本。特に大学教育のあり方については共感する。教授の名前を知らずに入学してくる高校生、学術研究よりも職業訓練をしろと言った安倍総理、それでいいのかと。「今日は子どもの自立の日だから親は出ていって下さい」と保護者に喧嘩を売った東大栄誉教授。さすがです。自分も娘の大学の入学式は行かないようにします。また、入学式に「大学は諸君に何も教えません」と言い放った京大総長。素敵です。そう、大学は自ら学びに行く所なのだ。2020/03/14

naji

37
『学ぶ』という事を考え直してみようと思った。大半が、大学の在り方みたいな話しで構成されていた。思考としては、『みんなが右を向いていたら、一度は左を向いてみる』必要があると感じた。2018/07/29

ちさと

35
暗記地獄の受験が終わり、ピカピカの気持ちで大学へ進学する若者にプレゼントしたいです (そんな頃に読みたかったです)。学問とは学び、かつ入ってきた「知」はどういう意味があって、あるいは価値があるのかを問い直すこと。頭で考えることで知の体力がついてくる。後半は教育の現場に日々立ち会っている著者が、若者へのメッセージを綴っています。2018/09/08

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