内容説明
草野球こそ最高の娯楽だ。中年男をこれほど熱くするものが他にあるだろうか。試合前夜は嬉しくて寝付けないし、オーダーを考えてはしばしば徹夜。運動不足もなんのその、グラウンドでは思わずハッスルし、プレーを肴に打ち上げは大盛り上がり。果ては試合後に新聞まで作ってしまう…。二つのチームでプレーする著者が語る「草野球の楽しみ」と、愛すべき「草野球バカ」たちの姿。
目次
1回 遠足前の小学生?
2回 チーム愛
3回 エースの条件
4回 ダッグアウト
5回 ルールとエチケット
6回 ジャーニーマン
7回 草野球に引退なし
著者等紹介
降籏学[フリハタマナブ]
1964(昭和39)年新潟県生まれ。神奈川大学法学部卒。英国アストン大学に留学。96年、第三回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kaz
7
私も草野球に身を投じてもうすぐ30年が過ぎようとしています。誘ってくれた先輩は4歳上の高校の野球部の先輩。彼の在籍するチームに今も身を投じ、年間15試合くらいをこなしています。降旗さんほどではないにせよ、私も先輩も野球バカ。野球が大好きです。このまま、いつまでも草野球を続けられたらと願っています。年々成績は下降線を辿ってはいますが・・・。2014/09/29
Humbaba
3
草野球というのは,楽しむことが最大の目的である.ただし,楽しむためには守らなければいけないマナーはある.それを守って互いに気持ちよくプレーすることが,何よりも大切となるだろう.2012/04/08
ウマカラス
2
これは文句なしにおもしろい(ただし草野球経験者に限るのかもしれないが)。草野球をかじったことのある人間は一度読んでおくべき良本。今すぐ野球がしたくなること間違いないでしょう。2013/09/25