出版社内容情報
1910年8月の韓国併合から1世紀、なぜ「在日」は生まれたのか? 併合の原点から振り返り、在日2世の著者が自らの体験も踏まえ、100年の歴史を統括する。
内容説明
1910年8月の韓国併合から1世紀、なぜ「在日」は生まれたのか…併合の原点から振り返り、戦前、戦中に海峡を越えた彼らが日本に住み着いた理由、戦後、総連(朝連)・民団が生まれてきた経緯、「北朝鮮帰還運動」と日本人妻の実態、高度成長とパチンコ産業、総連の衰退と新しい世代等々、在日二世の著者が、自らの体験を踏まえ、100年の「在日」史を総括する。
目次
1 植民地支配の幕開けと在日(在日朝鮮人の誕生;亡国の悲哀と独立への渇望;戦時体制下の在日社会)
2 植民地支配の終焉と在日社会(新国家建設の渇望と怒涛の帰還熱;祖国志向の在日社会;冷戦の激化と厳しさ増す生活;南北冷戦の尖兵;定住の進展と在日の新たなる動き;共生社会という道筋)
著者等紹介
金賛汀[キムチャンジョン]
1937年京都生まれ。ノンフィクション作家。朝鮮大学校卒業後、雑誌記者を経て独立、主に在日朝鮮人問題、教育問題について執筆を続ける。92年に上梓した『パルチザン挽歌―金日成神話の崩壊』(御茶の水書房)で北朝鮮政府の正史を覆して話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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