内容説明
長野県松本盆地の北半部をしめる“安曇野”。実際には安曇野という地名はなく、通称にすぎないこの名がこれほどまでに親しまれるのはなぜだろう。そこに息づく人々の素朴な優しさが私達の郷愁を誘うのだろうか。そんな安曇野に咲く可憐な花々をひたすら撮り続けてきたカメラマン・増村氏の写真に誘われて、安曇野ゆかりの人々が明かす花狩りの旅。
目次
思い出の花々
安曇野花案内
草木をめぐるくらしと伝説
安曇野歳時記
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りるふぃー
8
ひんやりした山の空気を感じられ、山に誘われる気分がする。宮澤賢治さんや安房直子さんの童話に出てくるような 素朴な山のお花たちがいっぱい。1991年に発行された本ですが、今も 安曇野には このような自然がちゃんと残っていてくれるだろうか。原種系のお花は、地味だけど人の手を借りずに咲き誇っている。ナチュラルガーデンが見直されつつあるので、この本は古いようで現代でも役立つ！かも。2018/12/03
takao
0
きれいな花2016/11/06
