内容説明
ベーシック・インカムは、人々を怠惰にし、経済を停滞させるという懸念は本当なのか―。ナミビアで行われた世界初のベーシック・インカム給付試験報告書と現地のレポートから、ベーシック・インカムの可能性を探り、議論を深めるための必読書。
目次
第1部 世界を変える!ナミビアのベーシック・インカム―ベーシック・インカム給付試験実施プロジェクト評価報告書(2009年4月)(大きな目標をもつ小さな実験―ベーシック・インカム給付;パンを保証された村人は何をして、村はどうなったか?―影響評価;全国レベルの給付を目指して)
第2部 学生たちと訪ねたベーシック・インカムの現場―ナミビア、ブラジル、インド、アラスカ、イラン(ナミビア2010年8月31日~9月17日 人の助けになることがしたくって;ブラジル2011年8月29日~9月15日 権力を取らずに世界を変える!;ナミビア2012年8月31日~9月18日 村人を先頭に、首都に向かってデモ行進;インド2013年2月13日~28日 みんな自分の意見を言うようになった;アラスカ2013年8月29日~9月8日 正義を実現するには経済的な力がいる;イラン2014年3月2日~17日 ああ、ヤーラーネ!)
著者等紹介
岡野内正[オカノウチタダシ]
法政大学社会学部教授(社会理論、国際政治経済学、イスラーム社会論)。1958年広島県呉市生まれ。1986年同志社大学大学院経済学研究科博士後期課程退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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