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出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
目次
作品
光琳を変えた江戸―尾形光琳の人と作品
年表=尾形光琳とその時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oz
7
初読。尾形光琳(1658〜1716)は呉服屋の跡取りであったがデカダンな生き様で諸芸術に耽溺して身代を食い潰し、四〇歳を過ぎてから画の道に入る。宗達の強い影響を受けるが、芸術家気質で見栄を重んじる都会人であったとされている。琳派の特徴である装飾的な様式を確立させ、『紅白梅図屏風』『燕子花図屏風』を描いた他、着物・焼物など支持体を問わず画を入れた。生前は江戸で支配的であった狩野派に対抗できず、郷里京都で市井の画師として生きた。江戸末期に再評価され、クリムトに影響を与えるなど、作品は現在も未来的価値を有す。2014/09/10
sk
1
硬いものから柔らかいものまで。2011/11/15