内容説明
両親の他界で天涯孤独となった真宵。定食屋の看板娘だった彼女は、明日をも知れない状況に、両親が遺した“縁談”を受けることに。しかし相手は幽世の化け神様で!?朧と名乗る彼は、その恐ろしい見た目故に孤独で生きてきた神様だった。けれど、怯えながらも『愛妻ごはん』をつくる真宵が小さな火傷を負えば慌てふためき、発熱しては側にいてくれたりと、朧はかなり過保護な様子。彼の不器用なギャップに心惹かれていく真宵だが、夫婦にとある試練が訪れて…。
著者等紹介
忍丸[シノブマル]
青森県生まれ。『異世界おもてなしご飯』(カドカワBOOKS)で書籍化デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hirune
41
【Kindle】和風「美女と野獣」+神さま要素+ご飯要素で、最終的には甘々〜で締められてました😄神様なのに恐ろしい見た目で信仰してもらえない朧と借金のかたに嫁入りした真宵。二人が心を通わせるまでのてんやわんやの紆余曲折を経て大団円に♪真宵は神様の朧の胃袋をがっちり掴み、手のひらで転がしそうな強い女に育ちそうだ😅2021/08/02
はつばあば
41
読み友さんレビューの本がkindleUnlimitedで読ませて貰えると知って。ゴルゴさんもいいけれどやっぱり妖さんは落ち着きます。化け神さんと呼ばれる程の恐ろげな姿・・そりゃ面食いの私には耐えられません(^^;。それでも見慣れれば痘痕もエクボと申します。心から優しい人、ずっと大切に思ってくれる人に男前はおりません(笑)。女性は直ぐに外見や収入に騙されて我が身を捧げます。惚れたと勘違いする気持ちもわかりますが、その判断に一生がかかっています。真宵と朧の夫婦生活はこれから♪。老後?が楽しみです2021/04/18
よっしー
24
タイトルが気になって手に取ったのですが…表紙絵をみるとこまで怖い印象を受けなかった…寧ろイケメンの類いなのでは?と考えてしまいました。心の声が聞こえてしまうからこそ、真宵と距離を置いた朧と、朧と接する内に気持ちが動いた真宵。お互いのすれ違いから大きな出来事となってしまいましたが、結果としては良かったのかな。サクッと読めました。2023/09/26
ぱんだ
13
化神さんも真宵ちゃんも可愛いかった😊 真宵ちゃんの心境の変化(恐い→優しい神様)が丁寧だったのと、なぜ化神さんが真宵ちゃんをお嫁さんにしたかったのかの描写がちゃんとあるが嬉しい✨2人の結末も大満足。 2021/04/17
チェス
9
キュンキュンで楽しく読了。本来の姿で戯れる2人はどんなだろう?想像すると楽しくなるわぁ。2020/09/24