薫へ―届かなかった手紙

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104636013
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

昭和53年7月31日、蓮池家の次男薫氏は北朝鮮に拉致された。それから帰国までの四半世紀、家族はどれほどの苦しみに耐えてきたのか。二年間にわたり母親が息子への手紙の形で綴った日記と、切ない胸中を詠み続けた父親の短歌を収録。拉致という国家犯罪が生んだ悲劇を、最も鮮明に物語る書。

目次

薫へ―届かなかった手紙(蓮池ハツイ)
再会を信じて
慟哭の歌―薫ちゃんやぁー(蓮池秀量)

著者等紹介

蓮池秀量[ハスイケヒデカズ]
昭和2年、新潟県柏崎市生まれ。昭和63年まで同県立柏崎養護学校などで教鞭をとる

蓮池ハツイ[ハスイケハツイ]
昭和7年、新潟県柏崎市生まれ。平成4年まで柏崎市役所に勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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D21 レム

1
「かおちゃんへ」で始まる蓮池ハツイさんが書いた、拉致された息子・薫さんにあてた手紙と父秀量さんの手記。届かないのに、本当に語りかけるように書いてあり、母の深い深い祈りに心を打たれる。何度も「鳥だったら飛んで行けるのに」とあるが、本当に鳥であったら様子を見ることもできるだろうに。薫さんは帰れたので本当によかったが、まだ、帰れない人たちのご家族を思うと、感想の言葉が見つからない。2012/03/29

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