内容説明
禁煙にはドラマがあります。一見順調に見える禁煙であっても、小さな波はあります。その波に遭遇した時、禁煙とは、本人や周囲のみなさんの健康というメリットをはるかに越えた大きなものをもたらすドラマになります。死んでもタバコはやめたくない!タバコを吸ってなぜ悪い!とお考えのあなたへ。そろそろやめようかな、やめられるかな、と迷っているあなたへ。
目次
禁煙は気の迷い!?
三日だけや、だまされたるわい
たばこ吸うても、なんにもなりまへん
私のほうが重症ね
せんせ、どないしたらやせられる?
二人で吸うからよろしいねん
たばこ吸うてて、何が医療従事者や
もう好きなだけ吸うてええよ
なにより大事な髪のために
優しい奥さん、禁煙に反対〔ほか〕
著者等紹介
高橋裕子[タカハシユウコ]
奈良県生まれ、医学博士。京都大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。その後、京都大学付属病院などを経て、奈良県大和高田市立病院内科医長。1994年、同病院に「禁煙外来」を開設、97年からは、全国の喫煙者を対象に「禁煙マラソン」を主宰している。01年春より、京都大学予防医療クリニックの担当医を兼務
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感想・レビュー
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舞
57
禁煙外来医 著による、小話。禁煙していいことあるょ〜っていう本。 きっかけがあってやめることができた、素敵で悲しいエピソード満載!でも、自分の体だったり、家族に対してだったり、後悔する前に、やめようよ…。2019/06/30
Humbaba
3
習慣になっていることをやめるというのは、なかなか簡単にできることではない。自分もそうするべきだと思っていて、しかもそれを他人からも言われたとしても、それでもやめるのは難しい。何か大きなきっかけがなければ、自分一人で変えようとしてもできないで失敗することのほうが多い。2014/07/10