出版社内容情報
死んでからも魂は忙しい――。没後一年、遺作を含む最後の最新詩集。21歳でのデビュー作『二十億光年の孤独』から72年、つねに第一線に立ちつづけ、2024年92歳で旅立った唯一無二の国民的詩人、谷川俊太郎。遺作となった対詩のほか、未収録の詩を厳選し、コロナ禍、家族のために書いた連作を加えた最後の最新詩集。90歳を超えてもなお新境地に挑み続けた詩人が辿りついた場所とは。
【目次】
内容説明
「詩」というものが存在してなかったら、僕はどうなっていたんでしょうね。『二十億光年の孤独』から72年、90歳を超えてなお新境地に挑みつづけた詩人の到達点。遺作を含む最新詩集。
目次
死んでから
内なる子ども
言葉に言わせる
未知のふるさと
わたしの大磯
午後二時の
岩
さて
であう
(おなかのなかは)
(ほんとをおしえて)
(そらにかかる)
(まんびきは)
(えだをひろげる)
(かぎりないそらから)
(わらわないのは)
(およいでいるようで)
(わたしのなかの)
(みみがさわる)
(ひとつ)〔ほか〕
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来8000を超える詩を創作、海外でも高い評価を受ける。数多くの詩集、エッセイ、絵本、童話、翻訳があり、脚本、作詞、写真、ビデオも手がける。1983年『日々の地図』で読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、2016年『詩に就いて』で三好達治賞など。2024年、92歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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