出版社内容情報
面白きこと無類、奇なること無双。語りの名手・奥泉光、鬼神を欺く大偽書! 明治の洋画家・松枝獏園――旗本・筧家の庶子に生まれ、奇人蘭学者に育てられた男の風変わりな自叙伝「木蓮記」。太平の夢に揺蕩う日々は、やがて維新の奔流に呑み込まれていく。幕末の動乱、筧四兄弟の明暗、そして木蓮にのぼり異界を見る義姉・豊根の失踪。偽書の体裁で仕掛ける、妖しくも美しい奥泉文学の真骨頂。
【目次】
内容説明
幼い頃に神隠しに遭い、奇人学者に育てられた獏園の風変わりな自叙伝「木蓮記」。獏園と共に育った筧四兄弟の明暗、木蓮にのぼり異界を見る義姉・豊根の運命。太平の夢に揺蕩う日々は、やがて維新の奔流に呑み込まれていく。語りの名手・奥泉光が幕末の混乱と歴史の闇を照射する目眩く傑作長編。



