内容説明
オールタイムベスト短歌。奈良時代の万葉歌人から現代の10代歌人まで、きっとここに心の宝物が見つかる!きみも作ろう!短歌講座コラム付き。
目次
第1号(いとしい人へ;家族を思う)
第2号(春のよろこび・夏のかがやき;秋のせつなさ・冬のやすらぎ)
第3号(あこがれの世界へ;時代の記憶とともに)
第4号(ひとりの時間に;大きな存在のとなりで)
著者等紹介
千葉聡[チバサトシ]
1968年生まれ。歌人。第41回短歌研究新人賞を受賞
佐藤りえ[サトウリエ]
1973年生まれ。歌人。造本作家。2017年米ミニチュアブック協会コンペティション最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てくてく
9
奈良時代から令和までの幅広い時代の短歌を取り上げて鑑賞している。ふりがながふってあるので小学生以上なら読めそうだ。2020/08/12
yumicomachi
6
小中学生向けの短歌入門書として、万葉集から現代の若い歌人の作品までを集めて簡潔な解説を付した本。「いとしい人へ」「家族を思う」「春のよろこび・夏のかがやき」「秋のせつなさ・冬のやすらぎ」「あこがれの世界へ」「時代の記憶とともに」「ひとりの時間に」「大きな存在のとなりで」という章だてがユニーク。編者は歌人で高校教師の千葉聡。かわいらしいイラストは歌人でもある佐藤りえ。他に歌人、佐藤弓生と寺井龍哉によるコラムがそれぞれ楽しくわかりやすい。大人が短歌に出会いなおすのにも良い本だと思う。2020年8月11日刊行。2020/11/17
けせらせら
5
31音に広がる世界 自分のひと場面をこのように切り取ることができたら素敵だなあと思うが‥ 短歌の作り方等のコラムもあり、ジュニア向けなので、わかりやすい歌が多かった。2023/08/26
鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)
5
トシのせいか、俳句や短歌ともう少し仲良くなりたい気持ちになってきた(もっともこの本は学生さん向けだけどね)。古色蒼然とした退屈なジャンルではなく、字数を制限されるが故に鮮烈なイメージの塊とも言えるのかも、と。/こないだ某番組で初めて知った橘曙覧の作品が大好き!こんなラブリーな短歌があるなんて。/北原白秋は有名なアレじゃないんだなあ、とは思ったが、アレ不倫の歌なのでアウトだったのか?若い子にも受けそうな素敵な歌だが。2022/05/10
skr-shower
5
古い歌から新しい歌まで幅広く網羅、かつ何だか瑞々しく思える編集。2020/10/13