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内容説明
父・石原慎太郎の素顔、母の生き方、兄弟それぞれの道―。逗子の海を一望する崖の上の家で、父はいつも怒鳴っていた。「お前ら、くだらん質問をするな」「いい話をするから、よく聞け」「飲め、さもなくばテーブルを去れ」。母は男ばかり四人の子供と、誰より手の懸かる夫の世話に追われる日々…。叔父・裕次郎、叔母・まき子、祖父母、兄・伸晃と二人の弟まで、数々の逸話に彩られた一族の歳月を鮮やかに描き出す。
目次
崖の上の家―父・石原慎太郎の作法
憧憬―叔父・石原裕次郎の記憶
スパルタ教育―母・石原典子の生き方
男なら海を渡れ―石原四兄弟それぞれの道
小樽へ―祖父・石原潔の面影
著者等紹介
石原良純[イシハラヨシズミ]
1962年1月15日生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。大学在学中に映画『凶弾』(1983年)でデビュー。現在、TV・映画・舞台など、幅広く活躍している。エッセイ執筆、ドキュメンタリー取材をはじめ、1997年には気象予報士の資格を取得するなど、多彩な活躍を続ける注目の俳優である。本書は、父・石原慎太郎や叔父・石原裕次郎の素顔、家族の肖像を、豊富なエピソードで描き出した好著である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ZAKI★
11
何かとテレビで観ることのある石原家の面々の話。自分の中では石原慎太郎は東京都知事の時代しか知らないし、石原裕次郎に関しては昔の有名な俳優くらいで何がどう凄かったのか全くイメージがない。が、なかなか濃いメンツの家族だったことはよく伝わった。今になって振り返ると著者にとって慎太郎氏は子煩悩だったのかもだが、読んでる感じ大変厳格な父親で怖すぎる印象。まあ昭和の親父って言ったらそれがフツーだったのかもしれないが、、、笑2025/04/18
犬養三千代
6
病院図書室本。 2001年2月10日発行 2001年3月10日5刷 石原良純 育ちが違う。庶民とはかけ離れた生い立ち、生活、環境。石原慎太郎のダブルスタンダードが心地良い。 裕次郎さんも私の世代では西部警察でちょっと太った人。偉大だというアナウンスは、早死したからじゃないのと思っていたのだが。 セレブは代を重ねて作られるということか! 2018/10/17
浮草
5
老いても世に噛みつく父をもち、銀幕のスターを叔父にもつ石原良純氏。「並みの神経でない人間と付き合う、並みの神経の人間はいつも疲れる。」との言葉に万感の思いがこもる。特殊な封建的家族の横顔。2017/01/10
seven
3
石原慎太郎の次男・良純さんの息子から見た一族の物語。昔に比べてそんなに嫌いじゃ無い良純さんの独特すぎる父との関係が面白かった。前半でお父さんに振り回される一家という印象だったが、ただ言いなりじゃないお母さんがいて興味深かった。全体的にちょっと前の話なのでこの後の話があれば読んでみたいし、実家にたくさんある慎太郎さんの著作も読んでみたいと思う。面白かったです。2025/02/20
新 フミト
2
テレビでよく見掛ける良純氏ではあるが、エッセイストとして十分な能力があり。2022/08/10
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