洋平へ―君の生きた20年と、家族の物語

電子版価格
¥1,320
  • 電子版あり

洋平へ―君の生きた20年と、家族の物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072737323
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

明日もきっと幸せです。授かった3人の息子は、みな障害児だった―生きることの意味、幸せのかたち、家族という幸福。佐々木家の20年に、熱い涙とほほえみを。

目次

つながった
ファーストシューズ
チューリップ畑
運命
恩返し
「困った子」
かさ
制服
卒業
スロウスロウ〔ほか〕

著者等紹介

佐々木博之[ササキヒロユキ]
1956年、広島県竹原市生まれ。呉市在住。明治大学政治経済学部政治学科卒業。会社員

佐々木志穂美[ササキシホミ]
1963年、広島県広島市生まれ。広島女学院大学短期大学部家政科卒業。エッセイスト。「母から子への手紙コンテスト」大賞(2003年)。宮本輝選『父の目方』(光文社2004年)に短編収録。著書に第25回新風舎出版賞大賞受賞作品『さんさんさん』(新風舎2006年)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

昭和っ子

19
「中学時代、特にダイをいじめていた子は勉強もスポーツも優秀だった。「一番でなければ」と育てられた子に、ダイは価値なく見えたのだろう。でも、その子が、その価値観のまま生きて行くなら、この先、もしなんらかのトラブルで人よりうんと負ける経験をしたとき、自分を許せないと感じるのではないだろうか」「いま、自分で自分の命を絶つ人が多い。そこにはいろんな理由があるのだろう。自分を愛せなくて自分をやめてしまった人もいるだろう。もし、何があっても自分を愛せる心を持っていたら、死に至らなかった人もいるかもしれない」2016/03/13

ココユキ

4
自分の子育てのことを反省させられて胸が痛くなりつつも、洋平くん、ダイちゃん、航くんの日々に笑わせられたり泣かせられたりしました。さっと読める本だけど感想にするのが難しい。心の中に沸き起こる様々な思いや気持ちが多すぎるのだろうな。エッセイの力を感じました。洋平くんの付き添いで泊まり込んだとき「夜中に(しゃべることが出来ないはずの)洋平に呼ばれたような気がして起きることがあった」というお父さんの話は、実体験した人も多いエピソードなのじゃないでしょうか。2016/02/17

リリィ

4
泣いた。笑った。 結構軽く口にされてる気がする「死ね」って言葉。私も聞くたび胸が痛く悲しい気持ちになる。「死」って、懸命に生きたゴールであってほしい・・・本当にそう思います。 2013/01/20

くるみ

3
凄く温かい気持ちになりました。明日も元気に幸せでいてほしい。2010/10/23

蒸着ヒートジョーカー

2
勝手に流れ出す涙、それを止める術を私は知らないのであった。おとーさんの味のある文章にも胸熱。2013/10/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/628474
  • ご注意事項

最近チェックした商品