百田尚樹の新・相対性理論―人生を変える時間論

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784103364160
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

時間の捉え方次第で、人生は好転する。娯楽や労働が我々の時間を奪う現代、有限の時間に打ち克つ思考法とは。著者の時間術も大公開!

内容説明

時間の本質を知れば、人生が一変する。累計2000万部超!ベストセラー作家による目から鱗の思考法。

目次

第1章 すべては「時間」が基準(物理的な時間を長く生きても「長生き」にはならない;すべての道具は「長生き」のために作られた ほか)
第2章 現代社会と「時間」(人間社会は「時間」の売買で成り立っている;金を盗むのは「時間」を盗むのと同じである ほか)
第3章 時間はあらゆるものに交換可能(社会は「時間の交換」によって成り立っている;使わない金は石ころと同じである ほか)
第4章 私たちの「時間」を奪うもの(現代人が最も恐れるのは「退屈」である;娯楽の多くは退屈を恐れるために作られた ほか)
第5章 「止まれ、お前は美しい!」(恋愛の喜びは「時間の共有」にある;「慣れ」の恐ろしさ ほか)

著者等紹介

百田尚樹[ヒャクタナオキ]
1956年、大阪市生れ。同志社大学中退。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」等を担当。同番組では現在に至るまで30年以上に亘りチーフライターを務める。2006年、『永遠の0』で作家デビュー。小説作品として『海賊とよばれた男』(第10回本屋大賞受賞)等がある他、エッセイやノンフィクションでも多彩な知識を発揮。時事的な問題に鋭く切り込む新書も多数刊行する。毎週のように関西と東京を往復し、各地で講演会を行う等、忙しい日々の合間を縫って執筆に励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

199
百田 尚樹は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。著者にしては珍しい、何時もの持論に走らない、真っ当な時間論でした。普遍的な時間の使い方の道標になります。 https://www.shinchosha.co.jp/book/336416/2021/03/24

とん大西

117
『時間』…抽象的でなんとも守備範囲の広い議論。こんなアプローチもあるんやねぇ。あるあるに共感したり、鋭い指摘に頷いたりとなかなか趣があります(クドさもありますが)。人類共通の悪としての『盗み』。時代と文化圏を超越した罪であるということ。盗まれた金品の喪失は被害者がその金品を得る為に費やした『時間』であること…。言われてみれば仰るとおり。同じ1万円でも得るのに費やした時間、誰の為に使うか、何に使うか。人によって価値が違うよね。ところで本書の最後に記されたナポレオンの格言、刺すように恐ろしいです(^o^;)2021/03/20

tamami

56
人間の生活・社会に関わるすべてのことを「時間」という観点で捉えようとしている。曰く、すべての道具は「長生き」のために作られた。曰く、社会は「時間の交換」によって成り立っている。曰く、「時間」は失った時に初めてその大切さを知る。諺の類いもあれば、労働と時間のメタファーなど斬新な切り口もある。終盤近く、私たちの「時間」を奪うものとして時間の無駄遣いを挙げ、今このときが最高の時であると考え生きよと訴える。そして自殺は究極の「時間の投げ捨て」と断じる言葉の中に、作家百田尚樹の熱い思いが込められているように思う。2021/02/04

かずぼう

37
時間にまつわるお話、時間とお金、退屈など中弛みがなく、読ませてくれた。道徳や倫理といった知識は教育によって可能。しかし、感情をコントロールすることはできず、完璧な人格を作るには、人生の80年では足りない。そうか、だから戦争などを繰り返すんだな。2021/09/27

ミライ

35
百田尚樹さんの考えた時間論を、アインシュタインの相対性理論をもじって「新・相対性理論」と名付け、時間の本質について語られた一冊(私たちの社会、道具、才能、恋愛から年齢まで、さまざまな側面から解説される)。あまり計画を立てずになんとなく日常を過ごしている人にとっては、読むと時間の大切さが分かり、時間の使い方について今一度再考したいと思わせる作品だと思う。百田さんの小説と同じで読みやすいのも◎。2021/02/13

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