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敗者

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103336211
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

壁にぶつかっても、必ず乗り越える――「平清盛」を生きながら、結婚し、父親になった。激動の一年と自身を綴る、初の書き下ろし。

清盛が。妻が。息子が。わいに教えてくれたのは、なによりも強い想いと絆……。「平清盛」を生きながら、結婚し、父親になった。激動の一年を経て見えてきたのは、まっさらな自分自身。デビュー秘話から、仕事がなかったバイト時代の焦燥、立会い出産の興奮、役作りの苦悩まで。高い壁にぶつかっても前を向き続ける志の源を赤裸々に綴った、初の書き下ろしエッセイ。

内容説明

落ち込み、悩みながら掴みとったものは―松山ケンイチのすべて!一年間、清盛を生きた。妻への感謝。我が子への愛情。演技に対する苦悩。前を向き続ける志の源を赤裸々に綴る日記。

目次

震災は結局、東京で無傷でいたはずのわいをも襲っていた(二〇一一年三月十一日金曜日~二〇一一年六月二十五日土曜日)
第1章 心を開くとはどういう事か(二〇一一年八月中旬~二〇一一年九月二十五日日曜日)
第2章 人生は面白き遊びである(二〇一一年十月三日月曜日~二〇一一年十二月二十八日水曜日)
第3章 失敗からしか新しいものはできない(二〇一二年一月五日木曜日~二〇一二年三月二十九日木曜日)
第4章 息子はわいの顔を大きく変えた(二〇一二年四月三日火曜日~二〇一二年六月二十九日金曜日)
第5章 人生は、先が分からないから面白い(二〇一二年七月五日木曜日~二〇一二年十月二十六日金曜日)

著者等紹介

松山ケンイチ[マツヤマケンイチ]
1985年3月5日青森県生まれ。2003年『アカルイミライ』で映画デビュー。2011年、女優・小雪と結婚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

92
松ケンの生き方の片鱗が見えた気がした。「平清盛」を通じて、新しい家族を持って、震災に思いを巡らせて、松ケンは己の芯を貫こうと必死になっている。自分の悪いところも引っくるめて、「自分」について語っているのが正直だな、と思った。良い意味でも悪い意味でも、真面目で一生懸命でまっすぐだなと感じた。あらゆる自己との葛藤をこういう風に乗り越えてきたんだと、なんだか新鮮に感じた。愚直で、必死で、誠実だけど、たまに自己中で、色々と思い悩む姿が、なんだか逆にホッとする。完璧な人間なんていない、って感じられるから。2013/04/16

21
確かに色々あったけれども、絶対に嫌いにはなれない大河、平清盛。その主役を演じ、ドラマでも実生活でも親となり、震災と向き合い、もがき続けた一年間を綴った日記。一人称わいなんだ…。ものすごく頑張ってたのが痛いほどに伝わってきて、あちこちで泣きそうになった。若い頃から老年までの清盛を演じきった一年で、松ケンもすごく変わったんだなあと思った。またあちこちで眉間に皺を寄せつつ、清盛を見返したい。2015/08/19

十六夜(いざよい)

14
「平清盛」を生きながら、結婚し、父親になった。激動の一年を経て見えてきたのは、まっさらな自分自身。デビュー時のオーディション秘話から、仕事がなかったバイト時代の焦燥、立会い出産の興奮、役作りの苦悩まで。どんなに高い壁にぶつかっても前を向き続ける志の源を赤裸々に綴った、初の書き下ろしエッセイ。日記のように本当に書き綴っているので、松山ケンイチさんの"あの時こんな風に思ってたんだ"とか、心情がとてもリアルだった。お子さんとの日常も素敵。視聴率がすべてじゃなく、彼は決して敗者ではない。2020/07/16

星落秋風五丈原

10
楽しんで見ていたにも関わらず最低視聴率で叩かれて可哀想だなと思っていた。若い時の演技は確かにまだ定まっていないようで、隣に中井貴一さんとかうまい俳優が沢山いたから余計に目立った。でも老いてからの演技は素晴らしかった。松山ケンイチさんの真面目な人柄がよく出ていた。そういえばドラマだからまとめてシーンを撮影するのか。2014/05/01

kino06

9
最低視聴率だという話題ばかりだった「平清盛」、私は本当に大好きでした。見ごたえがあったし、俳優陣の演技も見事だったと思います。なかでも、やんちゃな青年から全ての権力を手にした老人までの人生を演じきった主演の松山ケンイチさんは素晴らしかった。その、大河ドラマ撮影中の話がメインに書かれていて、とても興味深かったです。もう一度観ながら読みたいくらい。松山ケンイチという人はとても誠実で真面目な人だな、と思った。でも、かわいらしいところもあったりして、ますます好きになりました。2014/01/14

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